ツアー自粛中の片山晋呉 8月「RIZAP KBCオーガスタ」で復帰へ
片山晋呉がツアー外競技に出場 仲間の反応に「救われた」
「日本ゴルフツアー選手権森ビル杯」のプロアマ戦(5月30日)で同伴ゲストに不快な思いをさせたとしてツアー出場を自粛している片山晋呉が29日(日)、宮城県・杜の都GCで開幕した2日間のツアー外競技「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」に出場した。
初日はジャパンゴルフツアー選手会長の石川遼、アマチュアの金谷拓実(東北福祉大2年)らと4サム。3バーディ、2ボギーの1アンダー「71」で回り、出場127人(アマチュア49人)中9位になった。
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一番の注目組とあって多くのギャラリーがあとに続く中、片山のプレーにも多くの声援が送られ、「プロとして、人前でゴルフができる幸せをさらに噛みしめることができた」としみじみ。前日の前夜祭でもプロ仲間から「おかえり」との声を多く受け、「温かく迎えられ、救われる感じがした」と、感慨深げに振り返った。
この2カ月の自粛期間中は、スーツ姿でスポンサーや関係各社を回る日々。練習もほとんどできておらず、クラブを握り始めたのは10日ほど前からだった。「ビックリするくらい(ゴルフの)感覚がなくなっていた」と、試合勘はいまも完全に取り戻せていないままだ。
7月16日付の自身の公式ホームページでは、8月23日開幕の「RIZAP KBCオーガスタ」(福岡県・芥屋GC)でツアー復帰する意思を表明。「時間を使って、各社にちゃんと(話を)してからじゃないと、と思っていたから」と各社対応をすべて終えたことを区切りとし、今大会にも出場した。
片山は来週以降、ツアー外競技の「札幌オープン」(8月11~12日)に出場し、「RIZAP KBCオーガスタ」に乗り込む予定という。(宮城県大和町/塚田達也)
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