エピックの技術を継承「ローグ」 石川遼”やさしい印象”
2018年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/18〜01/21 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)
石川遼がシンガポール入り ウワサの1Wをラウンドテスト
◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 事前情報(15日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7398yd(パー71)
大会初出場、シンガポール初上陸となった石川遼は14日(日)に現地入りした。15日(月)に開始した練習ラウンドでは星野陸也とアウト9ホールを回り、前年大会で6位タイに入った“弟分”に攻略ルートを教わりながらコースチェック。年明けに発表されたばかりのキャロウェイゴルフの新製品もテストした。
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シンガポール南部のセントーサ島。海沿いのコースはウォーターハザードも多いタイトなホールが続く。初めてプレーした石川は「難しい。ショットがキーになる。ラフもフワフワしていて、ボールが沈むと飛ばせない。グリーン周りのバンカーも大変」と警戒した。過去2年の優勝スコアは9アンダー(2017年/プラヤド・マークセン)と12アンダー(16年/ソン・ヨンハン)。「難しいですけど、(日々)アンダーパーを出さないといけない」とスコアの伸ばしあいを覚悟した。
前週末に出国し、この日は新しい1Wを初めてラウンドテストした。キャロウェイゴルフが2月下旬に発売する「ローグ(ROGUE)」シリーズの3モデルから、石川はサブゼロをチョイス。「すごく振りやすく、飛距離は5ydくらい伸びている。打感もいい」と好感触。「今週、投入できるかは分からない。重心も調整して、交互に打ちながら万全な信頼関係を築いてから使いたい」と、まずは現エースのXR 16 ドライバーと打ち比べるテストを重ねるつもりだ。
ジャパンゴルフツアー選手会の最年少会長に就任してから臨む最初のゲーム。「気持ち的に実感はまだない。これからが大変。始まってみれば、知らなくて大変なことが多いと思う」と、コース内外で始まる戦いへの決意を新たにした。(シンガポール・セントーサ/桂川洋一)