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「精神的にはきつい」もがく石川遼が貫くこと

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目(3日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7005yd(パー71)

深いため息が何度もコースに響いた。石川遼は3バーディ、3ボギー3ダブルボギーの「77」で通算11オーバー。出場した全108選手中98位で、国内ツアー復帰から4戦連続の予選落ちとなった。

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「みなさんの期待に応えられない葛藤はあるが、目先の予選通過というか、OBを避けて予選通過を最優先する時期じゃない。今後の5年、10年を考えると、今取り組まないといけないと思ってやっている。数ホールずつだが手応えを感じられるホールが増えている」

ホールアウト後は前を向いたが、出だしから誤算続きだった。スタートホールの10番(パー5)で、2打目をグリーン左に曲げてOB。11番でも、1Wでティショットを左に打ち込んでOBとし、連続ダブルボギーを喫した。

この日のOBは3回。予選ラウンド2日間で計5つのOBと、内容は散々だった。国内ツアー4戦連続予選落ちはプロデビューした2008年以来で、2回目だ。

「瞬間で見ると、こういう球が出ていたら『試合をやりたくないな』と思う。だが、最後の数ホールのようなショットが出ると、光のようなものが見えてくる。短期的に見ると、マイナス意見も自分の中で出てくるが、いま自分が取り組んでいることが明らかに正しいと思えるので…」。後半4番からは2バーディ、ノーボギー。9番では、課題にしている1Wで理想の球筋を感じ取った。

理想とする姿がある。プロツアーに初参戦した2007年から17年までの10年間の連続写真を見比べてフォームを分析した。「ドライバーは07年から10年くらいまでが良かった。(13年から本格参戦した)米国では飛距離を求める方法が間違っていたと思う。良いときは体もフェースも閉じていて、手元も体の正面の低い位置にあった」。知らず知らずのうちにバランスを崩していた。

道半ばには違いないが「今やらないといけない気持ちがある。だからこういう結果も受け入れているわけで、精神的にきついが貫いてやっていきたい」。次週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」(静岡)にも参戦する予定だ。2010年、12年に優勝した相性の良い大会で、復調のきっかけをつかみたい。(沖縄県恩納村/玉木充)

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