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たどりついた信頼のアイアン 契約フリーの池田勇太が優勝争いへ

国内男子ツアー「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」の3日目。14位から出た池田勇太が7バーディ2ボギーの「66」(パー71)と伸ばし、通算7アンダー3位タイに浮上。一昨年には「日本オープン」を制したコースで首位と2打差に詰め寄り、最終日の優勝争いに名乗りを挙げた。

クラブ契約をフリーにして臨んでいる今シーズン。今週使用している1W(プロギア)、3W、5W(キャロウェイ)のウッド類の調整には「もう少し必要」としながらも、アイアンへの信頼は日に日に高まりつつある。この日も、「アイアンとパターがいいから、何とかスコアがまとまっている」と好評価。218ydを4Iで4mにつけた前半3番を含め、4つのパー3でいずれも5m以内につけてバーディを揃える精度の高さだった。

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使用するアイアンはヨネックス『N1-CB フォージドアイアン』。ヘッドサイズをコンパクトに収めたハーフキャビティモデルだ。

そのクラブへと至り、さらに調整を進めていくのにも、クラブ契約があった時とはスピード感の異なる試行錯誤が続いた。だが、前週の「東建ホームメイトカップ」初日後にシャフトの硬度を上げた調整がフィット。以降は手を加えることなく使用を続け、池田がアイアンに求める「自分が思った通りの球筋で打てることが一番」という要望を満たす仕上がりになっているという。

「上げる、下げる、左右に曲げる。だいぶ思い描くところに打てるようになってきた」。1つずつ武器をそろえながら戦うシーズン。頼もしさが増した武器を手に、あすは最終組の1つ前から首位にプレッシャーをかけていく。(千葉県野田市/塚田達也)

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2016年 パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ



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