青木功がJGTO新会長に就任 ジャンボ&丸山もサポート
“PGAツアー”計画再び? 倉本PGA会長が青木JGTO新会長と初会合
日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長が10日、都内の日本ゴルフツアー機構(JGTO)事務所を訪れ、青木功JGTO新会長と初会合をもった。7日にPGAで再任(2期目)された倉本会長が、4日に選任された青木新会長を表敬訪問した形。倉本会長はトップが交代したJGTOに対し、以前から持ちかけていた「PGA」の呼称利用を改めて提案する考えなどを示した。
ともにツアーの永久シード権を持つ名プレーヤー。わずか30分足らずの初会合だったが、倉本会長は青木会長の下で新体制となったJGTOについて、「上にライトがついた。頑張って光輝いてもらいたい」と期待を語った。
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JGTOによる「PGA」の呼称利用については、倉本会長が就任してからJGTOに提案してきた経緯がある。倉本会長は「スポンサー等のこともある。ただ私は前からPGAの名前を使ってほしいと思っている」と粘り強く申し入れる意向。青木会長は「具体的にはまだ決められない。ただ聞く耳は持っています」と改めて検討することを明言した。
また、日本ゴルフ協会(JGA)で五輪対策本部強化委員長の肩書も持つ倉本会長は、リオデジャネイロ五輪に出場した選手への報奨制度にも言及。「(青木会長は)忙しいので申し入れる形になるかも知れないが、1カ月以内に(再び)話したい」と話した。
改革が必要、という点で両団体の見解は近くなる可能性を秘めている。倉本会長は「まだ何も決まっていない。時間をかけてすり合わせるしかない」と期待を込めた。(編集部・林洋平)
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