竹谷佳孝が首位発進 松山英樹は17位、石川遼29位
2015年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/19〜11/22 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
石川遼は29位発進 「バカバカしいミス」からパー5でダボ
宮崎県のフェニックスカントリークラブで開幕した国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」初日。石川遼は4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「71」(パー71)でイーブンパー。後半4番(パー5)で1mから3パットのダブルボギーを叩いたが、29位タイと大幅な出遅れは免れた。
思わず自虐的な笑いが出た。2アンダーとして迎えた4番でティショットを左の林に入れ、3打目で右奥のラフへ。4打目のアプローチを寄せてパーセーブ…と思ったところで、痛いミスが続いた。
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ファーストパット、セカンドパットともにカップの縁を狙い過ぎ、ラインの読み違いから3パット。ストローク、アドレスの矯正用にこの日投入したセンターシャフトのパター(オデッセイ ホワイトホット#5CS)の感触はラウンドを通して上々だっただけに「あの距離を読み違いで外すのはバカバカしい。真っ直ぐ、ど真ん中に打っていれば入る距離だったのに」と悔やむほかなかった。
スタート前の練習からショットが左に曲がる傾向が出て、試行錯誤を繰り返した18ホール。「コースに行って直してやるしかなかった」という。7番(パー5)では2打目をフェアウェイバンカーのアゴに当てるミス。「重心が少し高くなっていた」ことに終盤に気付いた。
それだけに終盤8番のバーディが、スコアはもちろん、内容的に大きいのも事実。9番は4mのチャンスを生かせなかったものの「上がりの2ホールでいいショットが打てた。少しずつ良くして、あしたから(1日)3アンダー、4アンダーと出していければ」と浮上に自信をのぞかせた。
ホストプロを務める松山英樹の存在は、もちろん大きな刺激のひとつ。「英樹と優勝争いをしたことがない。アメリカツアーでそうするためには僕が頑張らなくてはいけないと思っているが、日本でもやれればお互い楽しい」。トップの背中は6ストローク。まずは上位に食らいついていく。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)
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