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無念のメジャー予選落ち 薗田峻輔、藤田寛之は国内でリスタート

前週の海外メジャー「全米オープン」に出場した日本勢は5人。そのうち決勝ラウンドに進出したのは松山英樹ただ一人だった。米ツアーを主戦場とする石川遼のほか、日本での地区予選を経て出場した3人は無念の予選落ち。薗田峻輔藤田寛之は疲労と悔しさを持ち込んで今週の国内ツアー「ISPSハンダグローバルカップ」に臨む。

初の全米出場で初日から8オーバーを叩き、131位と散々の結果で大会を去った薗田。無念のオフとなった週末も「最終日の雰囲気を味わいたい」と当地に残って生観戦し、自らにムチを入れた。

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事前の練習ラウンドではダスティン・ジョンソンジム・フューリックの一打、一打に舌を巻いたという。「飛距離は今すぐ伸ばせるものではない。ただ、まずスピン量がトップの選手とは違う。僕も日本では多い方だけれど、止める技術が必要」。将来の米ツアー進出を目論みつつ「いろんなところでプレーできればよりいいけれど、日本でいまから取り組めることもある」と話した。

全米オープンの新たなチャレンジとなったチェンバーズベイGCでの戦い。グリーンコンディションの悪さを手始めに、選手から不満が噴出したが「いろんな文句が出て、確かにやっている自分も『え?』と思うことがあった。でも、結局最後は、勝つ人が必ず一人いる。それを争っているわけですから」と謙虚に“現在地”受け止める薗田。刺激を胸に、賞金ランキング51位から国内ツアーでの戦いを再スタートする。(山梨県北杜市/桂川洋一)

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