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石川遼「わくわくする」 首位と2打差で最年少V視野に

今シーズンの国内男子ツアーを締めくくる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の2日目、伸び悩む上位とは対照的に、6バーディ、3ボギーの「67」(パー70)をマークした石川遼が通算3アンダーとして前日の14位タイから6位へ浮上。首位と2打差の好位置で、週末に突入する。

「今のゴルフなら、優勝争いができると思う」。石川は“釣り合っている”と表現した。目指すゴルフと、実際のゴルフ、さらにメンタル。「緊張ではなく、わくわくする」。石川の目がきらりと光った。

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ホールごとの難易度が明確な今週。特に難しいのは514yと距離があり、2打目は左足下がりとなる4番パー4と、手前に向けて傾斜のきつい名物グリーンを持つ18番(パー3)だ。この日、石川はその2ホールでいずれもボギーを叩いたが、一方で6番(パー5)は2オンに成功してバーディ奪取。17番(パー5)も、2打目で花道左のラフまで運ぶと、ロブショットでピン手前1.5mにぴたりとつけて、チャンスホールをきっちりとものにした。

「3アンダーというのは他の選手に比べたら満足かもしれないけど、他の選手のスコアを知らなかったら少し悔しさが残るプレーだった。人を見ながらではなく、自分の常識の中で満足できるプレーをしたい」

今週から投入している2.5インチ長くした37.5インチのパターも好調だ。16番では左から6mほどのバーディパットを沈めて、右拳を力強く握りしめた。「左脇を締めるイメージで、手の位置がしっくりするところに合わせたらこの長さだった」と石川。「良いアドレスができると、ラインも合ってくるのかな」。

51回目を迎えた今大会だが、最年少優勝は1981年に羽川豊が記録した23歳363日。石川にとって、今年がその記録を更新できるラストチャンスだ。「バーディ合戦のときよりも、こういう方が好き」。多くの引き出しを求められる戦いは、米ツアーで揉まれる石川にとっては大歓迎だ。(東京都稲城市/今岡涼太)

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