日本で最も歴史ある公式戦が70回の記念大会を迎える
2001年の国内メジャーを振り返る
日本プロゴルフ界の最高峰が「日本プロゴルフ選手権競技」である。日本で最古のプロゴルフ選手権は今年で70回の記念大会になる。その年のプロゴルファーナンバーワンが決まる大会だ。
昨年のナンバーワンプロゴルファーはD.ウィルソンだった。シーズン序盤の5月に行われるため、選手たちも調整が難しいのだが、実力がなければ勝つことはできない。ウィルソンは外国人として6人目、そしてこの大会初出場では3人目だった。
<< 下に続く >>
1999年までは優勝者に10年間のシード権が与えられたが、2000年からは5年間に変更された。同じ条件なのが、日本の最高峰「日本オープンゴルフ選手権競技」だ。昨年の優勝者は手嶋多一。3日目に首位に立ち、最終日も落ち着いたプレーでスコアを伸ばした。このシーズン安定した成績を残してきた手嶋が大きなタイトルを手にしたのだ。
また、8月に行われた「日本プロゴルフマッチプレー選手権」では、日本プロに勝ったD.ウィルソンが、台湾の林根基を下し優勝を納めた。年間2勝を大舞台で上げる勝負強さを見せた。
宮本勝昌も2勝している。6月の「日本ゴルフツアー選手権」では、4日間唯一60台のスコアをマークし、2位に7打差をつける快勝だった。そして、シーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズ」でも強さが光った。最終日に首位に立ち、追い上げるベテランの中嶋常幸を振り切って有終の美を飾った。
■ 5/10-13 日本プロゴルフ選手権競技/ザ゙・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡)
優勝者:D.ウィルソン 賞金:11000万
■ 6/28-1 日本ゴルフツアー選手権/ホウライCC(栃木)
優勝者:宮本勝昌 賞金:12000万
■ 8/30-2 日本プロゴルフマッチプレー選手権/ニドムクラシックC(北海道)
優勝者:D.ウィルソン 賞金:8000万
■ 10/11-14 日本オープンゴルフ選手権競技/東京GC(埼玉)
優勝者:手嶋多一 賞金:12000万
■ 11/29-2 ゴルフ日本シリーズ/東京よみうりCC(東京)
優勝者:宮本勝昌 賞金:9000万
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!