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首位の宮本、「賞金王レースの邪魔をしているみたい・・・」

「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」2日目を終え、通算11アンダーで単独首位に立った宮本勝昌キム・キョンテ石川遼池田勇太藤田寛之の4人に絞られた賞金王争いに注目が集まる中、「賞金王レースの邪魔をしているみたいで嫌だなあ」と、苦笑いしながら会見に現れた。

スコアとは裏腹に、「今週はシーズンオフに向けて、下り坂をばく進中みたいな感じ」と不調を訴える宮本。特にショットの精度を欠き、フェアウェイキープもままならない状態だという。それをカバーして余りある結果を生んだのが、対照的に冴え渡ったパッティング。「これだけパットが入ればね」という好調さは、26パットという数字が物語っている。

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ホールアウト後はドライビングレンジに直行し、同門の藤田寛之に指導を仰いだ。「師匠(芹澤信雄)が目の前にいないから、師範代に聞くしかないので・・・。師匠に電話で聞きたいくらい」というほど、ショットの状態は芳しくないようだ。

その上でポイントに掲げるのは、「ミスはしょうがないけど、ケアレスミスをしないこと」。今月初めに出場した世界選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」で、同伴選手たちのプレーを見て痛感したという。「この2日間はケアレスミスをしていない。残り2日間も同じようにプレーしたいですね」。掲げるポイントをまっとうできれば、今週の主役となり得る可能性は十分だ。

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2010年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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