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【GDO EYE】今田竜二、母国ツアー初優勝なるか!?

2週前に中国・ハイナン島で開催された「スタートロフィー」で26打罰という異例のペナルティを頂戴した今田竜二だが、事はそれだけでは終わらなかった。

大会が終わった日曜夜に突如襲ってきたのは食中毒。「向こうでは焼き飯、焼きそば、パンくらいしか食っていない」と首をひねるが、先週1週間はその影響で何も食べられなかったという。今週火曜日になって「初めて3食食べました」と、折角の祖国滞在ながら食事を楽しむ余裕すらなく、今大会を迎えている。

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今週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」には3年連続4度目の出場。過去の成績は、06年が24位タイ、08年は7位タイ、09年は10位タイと今田本来の力からすると物足りない成績が続いており、本人も「ただ遊びに来るだけなら、ギャラリーをしていますよ」と、勝利へのこだわりは強く持っている。

石川遼と同組となった予選ラウンドでは、高い球で攻める石川に対し、高さを抑えたティショットやランニングアプローチなど、低さで御殿場を攻略し、きわどいパーパットも多く沈めて首位タイで決勝ラウンドへと駒を進めた。

「36ホールはまだまだ長いですよ」と手綱を緩める様子は全くない今田。コース攻略のポイントは、4つすべてで2オン可能なパー5だと断言する。「(パー5でのバーディは)絶対です」と珍しく力を込めた。「最低3つ、出来れば4つ獲らないとダメですね」。静かながら力強い言葉に、今田の本気度が感じられた。(編集部:今岡涼太)

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2010年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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