全英を想定した3週間が奏功 “不安要素”を消した米澤蓮「自信を持って振れている」
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 3日目(4日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)◇曇り(観衆1787人)
5月「ミズノオープン」で2位に入り、海外メジャー最終戦「全英オープン」(7月16日~/イングランド・ロイヤルバークデールGC)の出場権をつかんだ米澤蓮は、今大会前の約1カ月のオープンウィークを全英へ向けた調整に充ててきた。「全英も比較的天気が悪いと思うので、ウェットなコンディションで新しいドライバーがどういうパフォーマンスをするのか分からなかった」と不安を抱えていたという。
ミズノオープンでは、愛用するドライバー「GT1」のヘッドに亀裂が入るアクシデントに見舞われた。同じモデルで新調したヘッドに早く慣れようと、練習内容をコースに出ての実戦形式に変更。さらに英国の不安定な天気を想定し、雨の日のラウンドを積極的に行った。ティアップの高さや打ちたい球筋を念入りに見直すほか、苦手意識のあった軟らかくて芝目の強いグリーンに向けても、パターのロフト角を3度から4度に変えて調整を重ねた。
今週、初日から雨に見舞われたことで練習の成果を確かめられたのは思わぬ収穫だった。「前より飛ぶようにもなったし、自信を持って振れている。自分のネガティブなものをこの3週間で可能な限り消せたかな」。この日35位から出て9バーディ、ボギーなしの「63」をマークし、首位に2打差の通算16アンダー3位に浮上した。
今季は4月「前澤杯」で通算3勝目を挙げ、直近2試合でもトップ10入りするなど状態は上向きだ。「自分のゴルフに対して焦りなくやれている。以前よりプレー中に感情的にならず、自分をコントロールできている。プレーの中で個人的に心配な部分はない」と胸を張る。
10日(金)に予定する渡英を前に、今大会でさらに弾みをつけたいところ。最終日へ「今日以上のプレーが必要だと思う。しっかりいいプレーができれば」と気を引き締めた。(栃木県那須塩原市/安平賢太郎)