2026年 TOTOジャパンクラシック

原英莉花と新人賞争い一騎打ち 2打差7位発進ファン・ユミンの日本開催“追い風”は

2026年 TOTOジャパンクラシック 初日 ファン・ユミン
新人賞レース2位のファン・ユミンが日本で好スタート

◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 初日(5日)◇太平洋クラブ美野里コース (茨城)◇6598yd(パー72)◇曇り(観衆1600人)

米女子ツアーの2026年シーズンは今週を含めて残り3試合。各タイトルレースも佳境を迎える中、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)争いでは原英莉花が24年の西郷真央、25年の山下美夢有と日本勢3年連続の戴冠へトップを快走している。

原を2位で追いかけるファン・ユミン(韓国)が、首位と2打差の4アンダー7位と好スタートを切った。プライベートを含めて来日は2度目で、試合は初めて。「グリーン周りのラフが逆目になっているところがあったり、ちょっと難しい」と言いつつ、韓国と似ている芝質への戸惑いが少ないことはプラスに働いている。

昨年10月、推薦出場したハワイ開催の「ロッテ選手権」を制してツアーカードを取得。今季から本格参戦を果たしたが、過去2シーズンの優勝者のみが出られる開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」5位が唯一のトップ10入りとなっている。

2026年 TOTOジャパンクラシック 初日 原英莉花
日本勢3年連続の新人賞に突き進む原英莉花は初日2アンダー26位

米国では英語によるコミュニケーションに加え、食事面で苦労しているという。週に一度はうどんやハンバーガーを食べるほか、韓国系のスーパーマーケットを探してはなじみのある食材を買って調理する日々。その点で日本開催はうれしいこともある。「ラーメン、お寿司、お好み焼き…日本の食べ物は全部好きなんです」と笑顔で話す。

韓国で行われた2週前の「BMW女子選手権」では初日に原と同組のペアリングとなるなど、新人賞レースは母国でも注目の的。「原選手とは何度かプレーしていて、きれいで好きな選手の一人。ちょっとだけ韓国語も知っているみたいですし…」と親近感を抱く“ライバル”との差は118pt。優勝150pt、2位80pt、3位75pt…と考えれば小さくないビハインドでも、「まだ1年は終わっていないので、それ(新人賞)に向けて一生懸命やっています」と諦めていない。

ランキング3位のナスタシア・ナド(フランス)は今週不在で、トップとの差は289ptと開きがある。一騎打ちの様相を呈する中で、原も2アンダー26位とまずまずの滑り出しを見せた。(茨城県小美玉市/亀山泰宏)

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