浅地洋佑はツアー連勝逃す 1打及ばずも「100点に近い」
◇国内男子◇関西オープン 最終日(18日)◇日野ゴルフ倶楽部(滋賀)◇7035yd(パー70)◇曇り(観衆1438人)
浅地洋佑は8位から6バーディ、1ボギーの「65」と追い上げ、通算14アンダー2位で大会を終えた。「100点に近い内容。14アンダーに行けばプレーオフか、勝てると思ったが、それを超えた駆大がすごい」と初優勝を挙げた金子駆大を笑顔で祝福した。
出だしから快調にスコアを伸ばした。1番と2番は50cmに絡め、3番も1.5mにつけて3連続バーディを奪った。8番(パー3)は1.5mを沈め、前半だけで4つ伸ばして首位に浮上した。「パターはきょうが一番良かった」と、この日の平均パット数は1.6154(全体7位)。最終18番も2mを決めてパーでしのぎ、クラブハウスリーダーとして後続を待った。
4年ぶり4勝目を挙げた2週前「中日クラウンズ」からの国内ツアー連勝には1打届かず。それでも「やっている方向は間違っていないことを結果で証明できた。もちろん、未完成の部分はあるが、コーチと話しながら突き詰めていく」と前を向いた。
あす19日には「全米オープン」予選会(滋賀・タラオCC西コース)出場を予定する。「回ったことないコース。何とも言えないが、調子は悪くない。いつも通りにルーティンを変えずにやれば、いいゴルフができるのでは」と1日36ホール長丁場の戦いを見据えた。(滋賀県日野町/玉木充)