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アマチュア、ルーキーなぜ強い 石川遼「明らかに時代が変わった」

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 事前情報(28日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)

2007年に石川遼が飾った国内ツアーでのアマチュア優勝は、1980年の倉本昌弘以来27年ぶりの快挙だった。それから4年後に松山英樹が達成。次の金谷拓実まで丸8年かかってからは、ここ3年以内に中島啓太、そして前週の「パナソニックオープン」で蝉川泰果(東北福祉大4年)がそのリストに加わった。

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金谷が勝った2019年以降、下部ABEMAツアーでも5人のアマチュア優勝者が生まれている。そのうち、蝉川を含む3人は今季誕生。石川は「頻度が上がってきましたね。明らかに時代が変わった」と彼らの活躍を喜んでいる。

クラブやボール、トップアマの環境整備、情報収集の手軽さなどあらゆる進化が若年ゴルファーのレベルアップの要因として挙がる中で、石川はアマチュア大会の1試合の日数がここ数年で増加したことに着目。「4日間で勝つことが男子では求められていて、アマチュアの試合でも4日間が増えてきたのがあるのかな」と指摘した。

「僕たちのときは中学生も高校生も2日間の試合が多くて、『日本ジュニア』に行くと3日間という具合だった。ナショナルチームの試合も4日間(を経験すること)が増えてきている。すごく良い流れ。メジャーも4日間の試合で勝負をつけるのが世界の基準。(ゴルフは)2日、3日、4日で全然違う」

国際試合も増えたことで、優秀な選手ほど難コースを相手に72ホールを戦うことが当たり前になる。「プロからすると『アマは失うものがないからガンガン行ける』という声もあるが、それが4日間続くことは難しい。うまければ上に行ける、もろければ崩れていく、というのが4日間だと表れる」というプロ側の価値観をすでにエリートアマチュアは共有している。(愛知県みよし市/桂川洋一)

※レギュラーツアーでのアマチュア優勝達成者
倉本昌弘/1980年「中四国オープン」
石川遼/2007年「マンシングウェアオープンKSB杯」
松山英樹/2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
金谷拓実/2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」
中島啓太/2021年「パナソニックオープン」
蝉川泰果/2022年「パナソニックオープン」

※下部ABEMAツアーでのアマチュア優勝達成者
片山晋呉/1993年「水戸グリーンオープン」
小平智/2010年「鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジ」
杉原大河/2019年「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」
河本力/2021年「TIチャレンジ in 東条の森」
蝉川泰果/2022年「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」
高宮千聖/2022年「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI」
山下勝将/2022年「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」

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