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1Wは“数年ぶり”力感も… 石川遼「そこからがお粗末」

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 最終日(7日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71)

石川遼は今季2試合目の国内メジャーを通算3アンダー20位で終えた。この日は4バーディ、4ボギーの「71」で回り、2日目以降はアンダーパーをマークできず。初日2打差7位の好スタートを生かせなかった。

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改造に2年以上の時間を費やしてきたスイングの形が固まりつつある中、よりスピードを上げていく段階にシフト。6種類の素振り棒を使った“トレーニング”を毎日のルーティンに加えて試合に臨んでいた。650ydのパー5となる5番や17番、グリーン近くまで運べるパー4の6番、右へのミスの許容範囲が広い16番といったホールでは「ほぼほぼ、100%に近いくらいの感じ。試合で、結構マックスに近い力感で打てているのはかなり久しぶり。数年ぶりとか、そのくらいですね」。出力を上げて振りながらスイングの悪癖を出さず、左へのミスを減らせていることにうなずく。

ただ、納得のロングゲームをスコアにつなげられていない現状には満足できるはずもない。この日3バーディを先行させたうちの2つはチップイン。17番も2打で残り40ydほどまで運びながら、3打目を6mほどショート。「そこ(いいティショットを打って)からが、ちょっとお粗末。詰めが甘いというか、アプローチが悪すぎました」と苦笑交じりに言った。

次戦は2週後、大会2勝と好相性の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」18日~/北海道、ザ・ノースカントリーGC)に向かう。(静岡県三島市/亀山泰宏)

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