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横峯さくら「何か自分と闘っていた」 V争い意識せず2位

◇国内女子◇北海道meijiカップ 最終日(7日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6531yd(パー72)

「プレーオフまで行けたら頑張りたいとは思っていた」-。通算8アンダーでクラブハウスリーダーとなってホールアウトした横峯さくら。「ママさんゴルファー」として、キャリアと子育ての両立を掲げて若い世代につなげる役割を担うが、36歳の8年ぶりの優勝は惜しくもならなかった。

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「優勝争いという感じでもなかった」と淡々と話し、悔しさも見せなかった。

9位からトップを3打追って出て、前半で5つのバーディを奪って首位に立った。出だしの1番で約10mをねじ込んでバーディ先行。3、4番もほぼ同じ距離を沈めた。

夫でキャディの森川陽太郎さんについても、「パッティングラインを読めるようになってきた。(傾斜を読むのに)足を踏めるようになって大活躍」と言い、心強い相棒と二人三脚で後半も1つ伸ばした。

単独トップに抜け出したかった最終18番(パー5)。2打目は左ラフへ。残り75ydで「ピンが奥なので突っ込めなかった」と手前約8mに寄せて2パットのパー。「フェアウェイに置けていたら展開も変わったかもしれない」と、この日のプレーを一喜一憂することなく振り返った。

5月の「リゾートトラストレディス」から7試合連続で予選落ち。前週は決勝ラウンドに進んだが最下位に終わっていた。復調のきっかけは、週初めに練習場で試した1Wの「カチャカチャ」。

ロフト&ライ角が変更できるアジャスタブルホーゼルを調整。その上で、アドレスで左を向きすぎていたので「スクエアよりちょっと左、のイメージで」構えた、という。最終日はフェアウェイキープ率78.57%(11/14)で「66」のビッグスコアにつながった。

リーダーボードのトップに名前があっても「何か自分と闘っていた。あ、できた、あ、できなかったと。きょうはできたのが多かった」と冷静にゴルフと向き合った。

1歳6カ月の長男が、横峯の母親と一緒に会場に駆けつけてくれたのが力になった。以前公言した「息子が小学生に上がるころまでに、永久シード(30勝)を」という大きな目標は変わらない。「きょうみたいなプレーができれば優勝できるんじゃないかと思うので頑張りたい」

現在通算23勝、永久シードまであと7勝。母親ゴルファーの存在感を発揮しつつ、家族で夢を追い求める。

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