2026年 ロッテ選手権

「うまくいかない方が多いのがゴルフ」笹生優花に復調の兆しは 2週続けてアンダーパー連発

2026年 ロッテ選手権 3日目 笹生優花
笹生優花は2試合続けて決勝ラウンドを戦っている

◇米国女子◇ロッテ選手権 3日目(3日)◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6530yd(パー72)

左足下がりのバンカーショットは、目の前の短いラフにうまく落としても下り傾斜に持っていかれた。3mの“返し”のパーパットが外れ肩を落とす。前半8番の悔しいボギーは、笹生優花のムービングデー最後の後退シーンになった。

11番(パー5)で2m弱のチャンスを生かしてスコアを伸ばし、すべて池が絡む上がり3ホールでバーディを並べた。16番、17番はアイアンショットでピンそば2m以内のチャンスをつくった。フォローの風が吹き、2オンが十分可能だった最終18番(パー5)は1Wショットを左のバンカーに入れながら、3オンの後に3mをねじ込んだ。

初日の「69」、2日目の「70」に続く「68」で通算9アンダー18位。「そんなに大きなミスもなかったですし、パッティングはきょうだけじゃなく、初日も2日目も本当に良くて。今週はパットが一番いいかなと思います」という出来に表情も柔らかくなった。

2026年 ロッテ選手権 3日目 岩田寛
シーズン終盤に復調傾向

先週の「アーカンソー選手権」(34位)で8月の「AIG女子オープン(全英女子)」以来、4試合ぶりに予選を通過した。3日間アンダーパーが並んだのは、昨年2月の「ホンダLPGAタイランド」以来、1年7カ月ぶりだった。そして今週もここまで3日“赤字”が続いた。「先週も今週も予選を通過できた。良い週が続いているんじゃないかな」と言葉に実感がこもる。

一昨年の「全米女子オープン」2勝目により来年以降も出場権は安泰だが、年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)は現在109位で、昨年に続いて「ビュイックLPGA上海」(10月15日開幕・シェシャンGC)で始まるアジアシリーズには出られそうもない。

米女子ツアーの次戦は11月の「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」(フロリダ州ペリカンGC)となる見込み。復調傾向を示しているだけに口惜しそうな状況でも、「(今週を含めて)残り2試合出られるだけでも全然いい。頭も休められるし、練習もできる」とポジティブに言う。「良くはなっている」と気丈に口にしても、夏場に感じた首の左側から肩甲骨にかけた部分の痛みも取り去りたい。

2026年 ロッテ選手権 3日目 笹生優花
2番は目玉からのバンカーショットに

今季はすでに予選落ちが11回という現実も正面から受け止めている。「楽しいときも、うまくいかないときもあります。もちろん、うまくいかない時のほうが多いですけどね。それがゴルフなんで」。少しずつでも前に進んでいる。(ハワイ州エワビーチ/桂川洋一)

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