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ドライバーOBはプロ10年で“1回”だけ 稲森佑貴の苦い記憶

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 3日目(21日)◇ザ・ノースカントリーGC(北海道)◇7178yd(パー72)

“日本一曲がらない男”として直近5シーズン連続でフェアウェイキープ率ナンバーワンに輝いている稲森佑貴は、ザ・ノースカントリーGCに苦い思い出がある。2015年の同大会の2日目、13番(パー5)での1Wショットが右サイドのOBラインを越えた。

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当時、予選ラウンドで一緒にプレーしていたのは“ジャンボ”こと尾崎将司だった。終始「緊張していた」まま迎えた後半のパー5で「ちょっと逃がした。やってしまった」と痛恨のミスショットからボギー。続く14番でもボギーをたたいたところで、ジャンボのゲキが効いた。「まだホールは残っているから、バーディを獲れ!」。稲森はその言葉の通りに、16番(パー3)から2連続バーディを取り返してなんとか予選を通過した。

ただしこれが、高校2年時の2011年にプロ転向してから、ツアーでは唯一の「第1打のOB」だというから驚きではある。「セカンドのOBとかはあるけれど、1Wではそれのみ。他に記憶がない。(ツアー競技ではない)地方オープンでは1回はありましたね。去年、福岡のコースで曲げたとき、カート道で跳ねてしまって」

その13番の1Wショットは今大会、初日からの3ラウンドで、フェアウェイ、左ラフ、左ラフという結果。「その時(6年前)のイメージが強いから、“チーピン”でOK。右サイドだと2打目で木も邪魔になるんで」と納得している。

この日の「66」で通算13アンダー、首位と5打差の3位で最終日を迎える。視界が広い18ホールのつくりが、自分のゴルフにとって有利でないことは百も承知だ。「僕は飛ばし屋ではないから長い番手を握らなくてはいけない。無理にバーディを狙おうとするとボギーが来る。正直言って、僕の目標は全部パーでもいいくらい。それでバーディが1つでもくれば流れが来るんじゃないか」と独自の姿勢でコースに向き合っている。(北海道千歳市/桂川洋一)

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