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2021年国内初日は113位 石川遼「悔しさ残る」

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(15日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

2021年の国内男子ツアー初戦の幕が開け、通算17勝の石川遼は3バーディ、6ボギー「74」の113位スタートと出遅れた。

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前半12番で池ポチャのボギーを喫したほか、18番で3オン2パットのボギー。後半2番からは3連続でボギーを叩いた。「ティショットは悪くなかったけど、アイアンの距離感やパッティングのタッチが良くなかった。悔しさ残るラウンド」と気落ちした様子で振り返った。

雨が降り注いだ大会前日とは変わり、陽射しに包まれたコース。「一回染みついた距離感を試合のなかで打破することが出来なかった」とグリーン上で苦しんだ。「上りのミドルパットが思い切り打てていない。“もう一歩”のところで止まるので、明日は修正していきたい」と改善ポイントを挙げた。

2020年はパー5のバーディ率でフィールド1位の58%をマークしていたが、この日は3ホール中バーディを獲れたのは1つ。あと2つはボギーとスコアを落とし、「獲りたかったところで獲れず、苦しいラウンドで流れも厳しかった」と話した。

2日目は大幅な巻き返しが必要となる。「強い気持ちをもって継続していくこと。焦る気持ちはない」と自分に言い聞かせるように心を整えた。今年の米ツアー2戦での予選落ちを断ち切れるか。(三重県桑名市/石井操)

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