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2年目で新人賞 比嘉一貴「確実にステージアップ」
8月「KBCオーガスタ」でツアー初優勝を遂げたプロ2年目の比嘉一貴は19日、東京都内のホテルで日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」(新人賞)表彰式に出席した。同賞はプロ転向後のツアー出場から最長2シーズン以内の選手が対象となる。
「(2017年に)QTを失敗した分、1年遅れたなという感覚がある。でも少しずつ、一歩一歩確実にステージアップしている」と2019年シーズンを振り返った。
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歴代受賞者には宮里優作、石川遼、松山英樹らの名前がある。「一年頑張ったごほうびというか、こういう形で賞として残ったのはうれしい」と喜んだ。
一方で、目を離せない存在もいる。「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上4人目のアマチュア優勝を飾った金谷拓実は出身の東北福祉大の後輩。この日は「特別賞」を受賞し、表彰台で肩を並べた。
同大会では練習ラウンドの際、自身のキャディに「今週(金谷が)勝つんじゃない?」と予感を伝えていたという。「世界アマチュアランキングで1位になる選手がツアーに出てくればね」
3年目となる2020年の目標は「複数回優勝をして、今年の(ショーン・)ノリスと(今平)周吾さんじゃないけど、その(賞金王争いの)中に僕も入れたら」とし、強く前を向いた。(編集部・石井操)
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