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石川遼、慣れ親しんだヨネックスと総合契約!

今月10日のプロ転向以来、スポンサー契約や用品契約の動向が噂されていた石川遼が、まずはクラブの使用契約を結んだ。石川が選んだメーカーは「ヨネックス」。契約内容はドライバーを含むゴルフクラブ11本以上の使用、ウェア全般、シューズ、グローブ、キャディバッグ、そして石川のトレードマークとなったサンバイザーなど。サングラス、ボール、ウェッジ、パター以外の用具総合使用契約となる。

昨シーズンからさまざまなメーカーのクラブを試してきた石川だが、前日に埼玉県内で最終調整を行い、改めて自分に合ったクラブだと確認できたという。小学校4年生のときに初めてヨネックスのクラブを使い、ヨネックス側からクラブのサポートを受けるようになると、石川親子はレポートの提出を行ってきた。その関係は、石川が昨年「マンシングウェアオープンKSBカップ」で優勝してからも継続されている。

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ウェア契約も結んだ石川は、赤いサンバイザーと同じく真っ赤なパンツ、そして、ワンポイント赤いラインの入ったシャツで会見に登場。「初優勝のときの赤いパンツというのが印象的だったのか、自分でも赤いパンツが気に入っているので、今日は迷わずこの服を選びました」とうれしそうな笑顔で話した。

クラブの契約に関しては「小学生のころからヨネックスのサイバースターを気に入って使っていました、アイアンはずっとヨネックスです。自分がこれからゴルフをしていく上で良いサポートをしていただけると思います。現在調整しているドライバーは飛距離が素晴らしいし、それよりも毎回良いスイングが出来るクラブが理想なのですが、それがヨネックスでした。クラブはまだまだ進化していくと思いますが、今の自分には最高のクラブです」。

2月に入ると早々にオーストラリアで開催される「全英オープン予選会」に出場することが決まっているが、「世界に挑む大事な試合が間近に迫っていて、ゴルフの調子も良いので不安要素にならなくてよかった」。プロ転向後、最初の試合は多くのゴルフファンが注目している。

一方、石川との契約を結んだヨネックスの米山勉代表取締役社長は「彼のマスターズ優勝という夢を一緒に目指して最大限のサポートをしてまいりたいと思います」。石川オリジナルの商品やオリジナルブランドに関しては、これから石川サイドとも話し合いながら決めていくと話す。気になる契約金だが、複数年契約ということだけを公言しているが、関係者によると推定で年間2億円近い額になっているという話もある。

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