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いざアメリカへ 新女王・大山志保が世界に挑む!

「Dream comes true」

6年に及ぶ長きにわたって女子ゴルフ界に君臨してきた女王・不動裕理に代わって、06年、遂に念願の賞金女王のタイトルを獲得した大山志保。昨シーズンは8月の月間3勝を含む年間5勝を挙げ、獲得賞金は女子選手としては史上初めて1.5億円を突破するなど、飛躍の1年となった。

07年、日本女子プロゴルフ協会のメンバーズガイドは慣例に従って前年度賞金女王の大山が表紙を飾った。出来上がった冊子を本人に見せると、「みんなの手に渡ると思うと、ちょっと恥ずかしいですね」とはにかんだ新女王。「でも、賞金女王にならないと表紙にはなれないので、嬉しいです」。最後はいつもの人懐っこい笑顔を見せてくれた。

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取材日となった月曜日、宮崎のフェニックス・アカデミーを訪れる一般ゴルファーは、気軽に「志保ちゃん!」と声を掛ける。ここ宮崎は恵まれた気候のせいか陽気でフレンドリーな人が多い。そして、地元出身の大山のことをまるで家族の一員のように応援する。大山も当たり前のようにその声に応え、しばし宮崎弁での挨拶が交わされるのだ。その光景は実に穏やかで、賞金女王というタイトルをとってもなんら代わることのない大山の姿が実に印象的だ。

「1日でも休むと、負ける気がしちゃう」

そんな大山だが、昨シーズン開幕前は必死だった。前年、自身初のメジャータイトルを地元・宮崎で開催された最終戦のリコーカップで獲得し、“賞金女王”という小学生の頃からの夢が手の届く目標に代わった。絶対にタイトルを獲ってやる!その気迫は、元旦からのトレーニングにも表れた。「1日でも休むと、負ける気がしちゃうので」。そして、それは年間36試合中、背筋痛で欠場した1試合を除く35試合に出場するという形で1年間継続した。

賞金女王として初のオフを迎えた今年は、「パッティングとアプローチを重点的にやった」という。06年、前年の25位から3位に上昇したリカバリー率のさらなる向上と、「リズムが早くなることがあったので、一定のリズムで打つようにした」というパッティングの安定。ロングパットをねじ込む迫力は女子プロゴルファーの中でも図抜けているが、時折信じられないような距離をオーバーすることもあった。今年はそんなホームランパットも見られなくなるのかも知れない。

「やっぱり優勝したかった」

既に07年に入って3試合を戦っている。今季初戦はハワイで行われたLPGAツアー第2戦「フィールズ・オープン」。オフのスイング改造と筋力アップの影響でドライバーに違和感が出てきた大山は、練習ラウンドでは4本のドライバーをキャディバッグに入れてテストしていた。「でも結局、去年使っていたものが良いみたいです。あれこれ浮気しちゃ駄目ですね」。結果は予選落ちに終わったが、本人にとって2日目に出した71は今年のベストスコア。開幕に向けて手応えは掴んでいた。また、前年度米国女子の賞金女王、L.オチョアとのラウンドも実現。今年QT(米ツアーの予選会)に挑戦するという話をすると、「あなたなら大丈夫」と励ましの言葉を貰ったそうだ。

迎えた国内開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」は、ドライバーの不調に泣かされ39位。だが、続く宮崎での第2戦「アコーディア・レディス」ではきっちりと2位に入った。「やっぱり優勝したかったけど、地元の声援に応えられて1週間楽しくプレー出来て良かったです」。昨年は力を入れすぎて失敗した(シーズンワーストの37位タイ)が、今年は見事にリベンジに成功した。

「今はすごい楽しみです」

賞金女王を獲得した大山の次なる目標はアメリカだ。今年は、「来年の米ツアー出場権を獲ることが最大の目標」と断言する。早速、アメリカ大陸での初メジャー競技となる「クラフト・ナビスコ選手権」が3月末に控えている。まずは環境に慣れること、そしてコースに慣れること。大山は期待に胸を膨らませる。「今はすごい楽しみです。そこで結果を残すことが自分の目標です。色んなことを勉強して今後につなげたい。自分のベストのプレーを出せたらいいですね」。開催コースであるカリフォルニア州のミッション・ヒルズCCが秋のQTと同じ舞台というのも、なんとも有り難い。

今年30歳になる大山は、プロ選手の中では決して若い方ではない。その為、1年を棒に振るQTでのつまずきはなんとしても避けたいところだ。現時点での海外試合の出場予定は、クラフト・ナビスコ選手権と、全米女子オープンの2試合。ゴルフの聖地・セントアンドリュースで開催される全英女子オープンも、「出場権が取れたとしても、体調面を考えて出るか出ないか判断したい」と慎重だ。

アメリカで勝つ為に必要な事は?という質問に、「メンタル面、技術面、足りないものは沢山あります。まだまだです」と謙虚に答える大山。とはいえ、一つの目標に集中してそれを成し遂げる精神力は折り紙つきだ。1年後、フェニックス・アカデミーにいる時のような自然な笑顔の大山を、アメリカのコース上でも見てみたいものだ。

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