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2023年 DPワールド ツアー選手権 ドバイ
期間:11/16〜11/19 場所:ジュメイラ ゴルフエステーツ アースC(UAE)

テーラーメイド新1Wは「Qi10」か?適合リスト掲載 マキロイが今週投入を示唆

ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は適合ドライバーヘッドリストを更新し、テーラーメイドの最新作とみられる「Qi10 LS」のヘッド画像が公開された。

ソールの中央部分には「Qi10」と「LS」という文字が刻まれている。同社の新モデルは2020年「SIM」、21年「SIM2」、22年「ステルス」、23年「ステルス2」という流れで2年ごとにシリーズの変更が行われており、今回は新たな別シリーズが登場する可能性が高いようだ。

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また、「ステルス」と「ステルス2」シリーズでは、スライド式ウエートを搭載した低スピン仕様のモデルに「プラス」という名を冠していた。今作では、他のギアメーカーで低スピンモデルに使われることの多い「LS」(ロースピン)というモデル名を採用したと推察される。

ソールのフェース寄りには、縦長の五角形の枠の内側にウエートが埋まっているように見受けられる。五角形の上部と下部にはそれぞれ「FADE」と「DRAW」という文字が刻まれていることから、新形状の移動式ウエートではないかと推測できる。「ステルス2 プラス フェアウェイウッド」のソールに設置されたスライディングウエートと同様に、ウエートの中央部分はくり抜かれており、真ん中には留め具のようなものが確認できる。

そのほか、従来モデルに搭載されていた機能として、ソールのフェース寄りには溝状の「スピードポケット」、ネック部には脱着式の可変スリーブ、ソール後方部にはウエートのようなものが見受けられる。また、適合リストにはフェース素材に関する記載があり、「CARBON」という表記が確認できた。「ステルス」シリーズに引き続き、カーボンフェースが踏襲されていると予想される。

同社の最新ドライバーは例年、1月の米国男子ツアー新年初戦でお披露目されるケースが多い。しかし、16日からドバイで行われる欧州ツアー今季最終戦「DPワールド ツアー選手権」の公式X(旧Twitter)では、同社と用具使用契約を結ぶロリー・マキロイ(北アイルランド)が新ドライバーを実戦投入する可能性があると語る動画を投稿した。このことから、今週行われる試合で契約プロが早速使用する可能性が高そうだ。

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