テーラーメイドゴルフとオラクルレッドブルレーシングがタッグを組んだ（提供 GolfWRX）

テクノロジー的に言って、ゴルファーとレーシングカードライバーにそこまでの違いはない。どちらのスポーツの競技者も、使用するギアに対して最高の速度、コントロール、そして全体的なパフォーマンスを確保すべく、最新かつ最高の技術、素材、そして空力設計の使用を探求している。

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ゴルフとレースのつながり、そして間近に控えた2023年アメリカグランプリの開催を記念して、テーラーメイドゴルフとオラクルレッドブルレーシングはタッグを組んだ。

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限定版の「ステルス2 プラス ドライバー」に加え、限定版の「スパイダー GTXパター」、ツアースタンドゴルフバッグ、タオル、ティ、フーディ、帽子、ヘッドカバー、さらには「TP5x」ボールをリリースすることとなった。今回のコラボ製品は、オラクルレッドブルレーシングの2023年型マシンである「RB19」と、チームのレーシングスーツのデザインにインスパイアされたものとなっている。

テーラーメイドのデビッド・アベレス会長兼CEOは、プレスリリースの中で、「それぞれ活動するフィールドで先頭を走る勢力となっているテーラーメイドとオラクルレッドブルレーシングは、境界を押し上げ、卓越性を追求する同じ情熱を共有しています」とコメント。

「オラクルレッドブルレーシングが、所属するドライバーであるマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスに対して究極の車を開発しているのと同様に、テーラーメイドは我々の契約するツアープレーヤーならびに一般のアマチュアゴルファーに対し、テクノロジーに突き動かされたゴルフ用具を製造しています。我々が共有するイノベーションとパフォーマンスへのコミットメントの証であるスピードクラフトコレクションをお披露目することに、我々は心を躍らせております」と述べた。

レーシングカーのRB19同様、テーラーメイドは速度とコントロールのアップを実現する設計に軽量カーボン複合素材を用いている。契約トッププロであるロリー・マキロイ（北アイルランド）、スコッティ・シェフラー、トミー・フリートウッド（イングランド）、そしてタイガー・ウッズの使用するテーラーメイドのステルス2 プラス ドライバーは、業界標準のチタニウム素材ではなく、60層から成るカーボン素材がフェースインサートに用いられている。

革新的なカーボンフェース設計は、鮮やかなレッドのカラーリングで彩られており、インパクト時のエネルギー伝達の促進と、オフセンターヒットでのボール初速の維持を実現している。

また、テーラーメイド ステルス 2プラス ドライバーには、空力クラウン設計と打音向上のために開発された内部リブ構造が搭載されており、15グラムのスライド式ウェートがパフォーマンスの調整を可能にしている。

ドライバーのマックス・フェルスタッペン（提供 GolfWRX Clive Rose Getty Images）

オラクルレッドブルレーシングのチーム代表兼CEOのクリスチャン・ホーナーは、プレスリリースの中で、「我々はテーラーメイドとのパートナーシップを発表し、新たなコラボレーションを開始することに興奮しています」

「我々はこのコレクションに自分たち固有の印を刻みつつ、最高のスポーツパフォーマンスとライフスタイルを融合させました。我々は、それぞれのゲームの頂点にいるパフォーマンスの高いアスリートと、デザインのイノベーションを最優先とする点において、核となる本質を共有しています」と述べた。

オラクルレッドブルとテーラーメイドは、グリーン上での安定性に特化した（これはサーキットのタイトなコーナリングに通ずる点がないわけではない）パターのデザインにも共同で取り組んだ。新しいオラクルレッドブルスパイダーGTXパターは、流線型でモダンなデザインが採用されており、滑らかなラインとシャープな角度が、見た目とパフォーマンスの両方でレーシングカーを想起させる作りになっている。

ゴルフとレースの距離は、これまでにないほど縮まったと言っても過言ではないだろう。

（協力/ GolfWRX, PGATOUR.com）