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「もう一回、名前刻みたい」松山英樹が50回大会制覇へ意欲

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前(14日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

10月の「ZOZOチャンピオンシップ」を終えてから、松山英樹は「やさぐれていた」と明かす。自身にとって2023年最後のPGAツアーは51位。母国での2年ぶりの優勝を誰よりも自分が期待していたからこそ、低迷へのショックは大きかった。

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試合後10日間ほど体調を崩し、静養に努めたという。練習再開は先月末から。ショット、パット、いずれも基本から見直し「良い状態になりそうな部分がある」と感じつつ、ZOZOにも上り調子で臨んだことを思い起こせば、態度は慎重になる。

「ちょっと良くなったと思ったら、また悪くなったりする。試合になってみて、今やっていることが正しいのかをしっかり見極めたい」と調整の細部に目を向ける。1カ月前は72ホールを通して連続バーディがなく、最後までに勢いづけなかった。

試合を迎える心境は今、どう変わったか? 「今の方が不安はありますけど、今の方が良くなるんじゃないかなという期待感はあります。(理解するのが)難しいですよね、はい、僕も難しいなと思ってます」と笑顔を交えて独特の表現で説明した。

ZOZOを除けば、日本ツアーは4年前の本大会以来の出場。小学生時代に観戦に訪れ、タイガー・ウッズの姿を目に焼き付けたトーナメントは、プロ転向して住友ゴム工業(ダンロップ)と契約してからホスト大会になり、2014年に優勝大会になった。毎年ビッグネームを招待してきた国内では異色のゲームはことし、50回目の開催を迎える。

「50回大会で記念すべき大会だと思う。これまでの歴史を見てもすごい選手が来ていた。優勝しているんで、もう1回、そこに名前を刻みたい。スポンサーにも日頃の恩返しという意味でも頑張りたい」

宮崎入りして名物のチキン南蛮に舌鼓を打ち、開幕2日前は同じ東北福祉大OBの比嘉一貴竹安俊也杉原大河とアウト9ホールを回った。レギュラーツアーに定着した彼らはみな、各々の出場試合がない時に会場に出向き松山のプレーを追った選手たち。先輩も成長に目を細めているばかりではいられない。

「良いプレーをすれば上位にはいると思う。準備をして、日曜日に良い思いをできるようにしたい」と言葉に熱を込めた。(宮崎市/桂川洋一)

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