キャロウェイの新ドライバー「PARADYM」が適合ヘッドリストに掲載
ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は適合ドライバーヘッドリストを更新し、キャロウェイの2023年モデルとみられる5タイプのヘッド画像が公開された。
5タイプともソールの中央部分には「PARADYM」(パラダイム)と読める英字とタイプ名と思われる「X」、「MAX FAST」、「◆◆◆」、「◆◆◆ S」という文字が刻まれている。同社の新モデルは2018年「ローグ」、19年「エピック フラッシュ」、20年「マーベリック」、21年「エピック」、22年「ローグ ST」という流れから、23年は「エピック」の後継作ではないかと予想されていた。しかし、今回は新たな別シリーズが登場する可能性が高いようだ。
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公開された画像によると、いずれも「PARADYM」という文字の下に「FORGED CARBON」と記載されている。同社が22年11月に発売した「グレート ビッグバーサ ドライバー」のソール部に採用された軽量カーボンと同様の素材を搭載しているとみられる。
また、フェース寄りの部分には「JAILBREAK AI」とあり、21年の「エピック」シリーズで初搭載された、クラウンとソールを板状のフレームでつないで反発性能を高める技術が踏襲されていると想像できる。
タイプ別に見ると、タイプ名の記載がない「PARADYM」のソール後方には「FADE」、「DRAW」という文字を確認でき、「エピック」シリーズの一部ヘッドに採用されていた移動式のウェイトが搭載されていると推察される。「◆◆◆」(トリプルダイヤモンド)の2種類は、いずれもソールのフェース寄り中央にウェイトらしきものが埋め込まれている。ネック部は「MAX FAST」のみ接着型ホーゼルを採用しているようだ。
同社の最新ドライバーは例年、1月の米国男子ツアー新年初戦でお披露目されるケースが多く、公式発表はそれ以降に行われる見込み。