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高又順の支えで2位タイにつけた西山ゆかり

伊豆大仁CCのクラブハウス内で「元気ですか、私も頑張りますよ」と、朝から甲高い声が響いた。声の主はツアー通算8勝、2002年には「日本女子オープン」を制した高又順コウ・ウスン/韓国)だった。現在はシニア部門のレジェンズツアーを主戦場としている高がキャディ用のビブスを着用して、多くの選手と挨拶を交わしていた。

「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」の初日、高は西山ゆかりのキャディとして元気いっぱいに10番のスタートホールに向かった。途中、18番では前の組との間隔が少し空いてしまったため、キャディバッグを担いで走り出した。気温33度の炎天下の中、50歳の高は疲れた様子などみじんも見せない。

西山の母親の友人が高と知り合いで、西山は10代の頃から高にいろいろと面倒を見てもらっていた。プロテストに合格したときには西山の実家の寿司屋に高が現れ、祝福。家が近いこともあり、よく食事にも誘ってもらっているという。

そんな高からの願いで「キャディをやらせて」と言われたら、西山には断る理由もなく、今回のタッグが実現した。「ショットを見てもらうのは何年ぶりですかね。今週はいろいろアドバイスをもらいながらプレーしています」と話す西山は初日に7バーディ、1ボギーで6アンダーをマークし、首位と1打差の2位タイにつけた。

スタートから4ホール、チャンスにバーディパットを決められなかった西山は、14番でボギーを先行してしまう。その様子を見ていた高は黙っていられず、15番のバーディパットから一緒にラインを読み始めた。「ゆかりは少し多めにラインを読んでいるから、もっと強めに打ってラインを消していきなさい」。高のアドバイスに従った西山は、15番から4連続バーディを奪った。

高はパッティングのリズムにもアドバイスを送った。「いまのは早かったね。ショートパットもいつもと同じリズム、タイミングで打ちなさい。同じペースで打てばストレスが溜まらなくなるから」。自身もレジェンズの試合に出続ける選手の1人として同じ目線で、可愛い後輩をリードする。

クラブハウスに引き上げた高は「楽しかった。今でもトレーニングしているけど、あれは辛いだけ。それに比べたらキャディは楽しいから辛いと思わないよ。たまにギャラリーでツアーには来るけど、やっぱりフェアウェイを歩くのが気持ちいい」と、初めての体験を満喫している。

「ゆかりはメンタルが少し弱いから。明日から上位での戦いにプレッシャーを掛けないで楽しくラウンドできるよう、ゴルフ以外の話で盛り上げたい。韓国人選手のような“強い心”があればいいんだけど」。西山の性格を知り尽くす、高ならではの配慮がうかがえる。

ツアー未勝利、32歳の西山が、最強のパートナーに支えられ、研修生時代を過ごした静岡県での試合で初優勝を果たすことができるか。そして、高はキャディとしてのツアー初勝利に向けて2日目もコースを駆け巡る。(静岡県伊豆の国市/本橋英治)

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