「ヨネックスレディス」フォトギャラリー
2013年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント
期間:06/07〜06/09 場所:ヨネックスCC(新潟)
女子プロ界で存在感を増す“仲間意識”
明日、25歳の誕生日を迎える若林舞衣子。2日目の試合終了後、主催者の計らいで1日早いお祝い会が企画された。
クラブハウスのレストランには、大きなケーキが用意され、カメラマン達が主役の登場を待ち受ける。その後ろには、数名のプロ達がクラッカーを持って隠れ“どっきり”を演出しようと企んでいた。
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若林が入り口から入ってきて、花束を貰い記念撮影。タイミングを見計らって、隠れていたプロ達が一斉にクラッカーを鳴らしたが、「(森田)理香子の(肩についている)リコーが見えていたよ」と、サプライズという訳にはいかなかったようだ。
それでも、若林を囲んで森田や服部真夕、表純子、井芹美保子、福田裕子、一ノ瀬優希、向山唯、青山加織らが大いに祝福。トーナメントの合間の和やかな時間を過ごした。
ご存じのように若林らは、岡本綾子を中心とした門下生仲間。同じホテルに泊まり、毎晩食事を共にし、練習も一緒に行う。男子にはチーム芹澤という強い結束を持つ人たちもいるが、ここまで行動を一緒にする団体は、ゴルフ界では“稀れ”と言っていいだろう。
「それが当たり前になっているけど、やっぱり幸せですね」と若林。「(門下生になって)2~3年経つけど、それまでゴルフのことは1人で思い悩むことが多かった。今はみんなでワイワイやって忘れさせてくれるし、元気づけてくれるのもある。同じ土俵で戦っているから刺激にもなりますね」と、その存在を噛みしめていた。
現在賞金ランキングトップの森田も「1人だと寂しいし、争えない。やっぱり大きいです」と仲間の価値を感じている。「去年とかその前は、ずっと上の人をみてやってきて、近づこうとやってきた。みんなが一生懸命やっているのも見ているし、どんな練習をしているのかも知っている。自分も頑張ろうと思いますね」と、ライバルであり、仲間であるその距離感を満喫している。「すごく楽しいし・・・、でも私も祝って貰いたいですね」。1月生まれの森田は、ちょっぴり恨めしそうだった。(新潟県長岡市/今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka
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