遼は54位、マキロイは首位と僅差に迫る!/男子ランキング
メジャー覇者が10名も揃った!スコットランドオープン・プレビュー
タイガー・ウッズは通常どおりメジャー前週の調整に入り、今週はどの大会にも姿を現していない。しかし、他のビッグネームは来週に迫った「全英オープン」の最終調整として、ロイヤルトゥルーンに近い、ロックロモンドで開催される「The Barclaysスコットランドオープン」に集結している。
1996年から「The Barclaysスコットランドオープン」の開催コースに定着しているロックロモンドGC。アーニー・エルスは2000年、そして03年と優勝している。他に、96年以降の歴代チャンピオンの中からリー・ウェストウッド、コリン・モンゴメリー、トーマス・ビヨーン、トム・レーマン、そしてエドワード・ロメロら5名も今年参戦している。唯一、96年以降の歴代チャンピオンで参戦を見送ったのが今季「全米オープン」を勝ったレティーフ・グーセン。先週の「スマーフィット・ヨロピアン・オープン」で2試合連続優勝をで達成したため、今週はオフを取ることとなった。
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グーセンは参戦を見送ったが、メジャーチャンピオンはフィル・ミケルソンを含め10名参戦。そのうちの1人がベン・カーティス。もし今年、カーティスが「全英オープン」を連覇するようなことがあれば、1983年トム・ワトソン以来の快挙となる。他の歴代「全英オープン」チャンピオンでは、エルス、レーマン、マーク・カルカベキア、サンディ・ライルにポール・ラウリーと、ロックロモンドGCの共同設計者の1人、トム・ワイスコフが今週参戦している。
あまりにも多くの一流選手が集結している今季の「The Barclaysスコットランドオープン」だが、やはり注目を集めているのはミケルソンとエルス。ミケルソンは昨年35位タイという成績。今まで「全英オープン」ではトップ10入りも果たせていない。一方のエルスは相性の良い「全英オープン」で3年間で2度目の優勝を狙う。