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過熱する長尺パター論争

長尺パター論争は、5月に欧州で行われた、ドイツバンク-SAPオープンTPCのセンターステージで展開された。これはアーニー・エルスが長尺パターなどは禁止されるべきだと発言したことにより始まった。エルスがこうコメントした4日後、仲間の南アフリカ出身、トレバー・イメルマンが中尺パターを使い優勝した。

全米シニアプロ選手権で多くの選手が長尺クラブを利用していたが、これらに対する意見は様々だ。マーク・マクナルティは、「長尺クラブを利用する選手には失礼だが、ゴルフは体から離れたところでプレーされるべきだ。あれはゴルフではない」と述べた。マクナルティは伝統主義者で、なおかつパッティングの腕前は世界中で高く評価されている。彼は今シーズン初めにフロリダ州タンパで行われたチャンピオンズツアーデビュー戦を含み、世界各国の大会で56回優勝している。先ほど行われたチャンピオンズ・ツアーでは、“タイトリスト ブルズアイ”のパターを使用した。彼の答えには妥協の余地はないようだ。

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長尺パターに関してこのようにコメントした後、彼は練習場グリーンで、ジンバブエ時代に心酔していたゲーリー・プレーヤーが、他の選手から借りた中尺パター、“オデッセイ2ポール”で何度かスウィングするところを目撃した。

「一度試してみたかった」とプレーヤーは長尺パターを何度かスウィングした後、「体に固定できるいかなるものは禁止されるべきだ。プレッシャーに左右されるのもこのスポーツの一環だ」と述べた。

アイルランドのデス・スミスは、選手の中でもいち早く長尺パターを使用し始めた。彼が長尺パターを使い始めたのは6年前のことで、長い距離をパッティングする感覚を失ったからだと言われている。バルハラに到着したスミスのランキングは31位で、各ラウンドのパター平均は29.33打だった。先ほど従来のパターを再度使い始めるが、短く平たいパターは落ち着かないとのこと。「規定が変更されないことを願っているが、決定権はこのスポーツの権力者が持っている」とスミスは述べる。

現在、スミスは、50インチの“レイコック トンネルビジョン2”を利用している。「このスポーツにとって最良の決定であるのであれば、喜んで私はそれに従う。しかし、このようなシンプルなことに集中するのではなく、技術に焦点を置くべきだと私は思う」。

Golfweek

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