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全英オープン
期間:07/16~07/19  場所: セントアンドリュース(オールドコース)(スコットランド)

「最後の全英」に挑むワトソンの覚悟と野望

トム・ワトソンの2009年大会2位は、S トム・ワトソンの2009年大会2位は、S.シンク(写真左)との4ホールにわたるプレーオフ惜敗だった (David Cannon/Getty Images)

今大会で「全英オープン」に別れを告げることになるトム・ワトソンは、その舞台となるセントアンドリュースでの予選通過を狙っている。

これまでクラレットジャグを5回にわたって掲げてきた65歳のワトソンは、今週、感動的なフェアウェル(別れ)を期している。

ワトソンの「全英オープン」参加資格は今年を最後に満了する。米国出身のワトソンは、ターンベリーで開催された2009年大会で2位に入ったことにより、過去の王者に与えられる出場枠の定年である60歳を5年超過する形で「全英オープン」に出場してきた。そして、ロイヤル・アンド・エイシェントは主催者の裁量で、もう1年追加で出場権をオファーしたのである。

これにより、ワトソンは自身のカーヌスティでの「全英」制覇から40年の節目となる今年、ゴルフ発祥の地で最後の「全英オープン」出場を果たす運びとなった。今大会でトップ10入りを果たせば、さらに5年間の出場資格を得る可能性は残されているが、ワトソンはそれが見込みの薄いことを認めた。

「ここセントアンドリュースで私にとって最後の『全英オープン』を迎える時が来た。これが最後だ。トップ10入りできるとは思っていない」

「トップ10入りを果たし、出場権をさらに5年伸ばすことができればいいけれど、調子が良いとはいえ、それは予期していないんだ」

「日曜日までプレーできれば、とは思っている。キャリアにおいて、何とか日曜までプレーできればと考えるような立場になったのだから、やはり潮時なのだよ」

「まだどんな思いを抱くのか分からないが、強い情熱を持ってスタートすることはできる。今回は私の最後の『全英』を見に、友人、家族、そして多くのゆかりある人々が来てくれている」

「彼らと一緒に最高の時間を過ごせると思う。金曜には大きなパーティーを予定している。それが決勝ラウンド進出を祝うパーティーになってくれればと願っている」

セントアンドリュースで開催された1984 セントアンドリュースで開催された1984年大会(2位)でプレーする34歳のトム・ワトソン(Trevor Jones/Getty Images)

ワトソンの「全英オープン」での5勝は9年間で達成した成績であり、セントアンドリュースでは勝っていないが、1984年大会で惜しくもセベ・バレステロスに敗れ2位となったオールドコースは、彼の心の中で特別な地位を占めている。

「最後に渡るスウィルカン橋も特別なものになるだろう」とワトソン。「もしそれが金曜ということになれば金曜に別れを告げ、日曜ということになれば日曜に別れを告げるのだよ」

「私はバッグを担ぐ息子のマイケルと共に橋を渡ることになるわけだが、とても特別な時間になるだろう。トップ10争いをするなかであの橋を渡りたいと思っている。それが私の希望だ」

競技に対する闘志の炎はまだワトソンの体内で燃え盛っており、メジャー8勝を誇るワトソンは、単に人数合わせのために来たのではないと強調した。

「私はチャレンジするよ」とワトソン。「私は『全英オープン』で戦うためにここに来たのだ」

「私は正しい準備をしてきた。然るべき準備をしてきたのだよ。(状況に合わせて)正しいプレーをしている。しっかりとしたゲームプランもある」

「そういう姿勢で競技をしなかったことは一度たりともないのだよ。セレモニーにするつもりは全くない。最後までここにいる選手たちと競い合うつもりでいるよ」


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