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“ほどほどの練習”が奏功したステンソンが首位発進

シーズンオフにそれほど練習をしなかったヘンリック・ステンソンだが、それでも「アブダビHSBC選手権」を2打差の首位で発進する上で何ら支障を来すことはなかった。

今年初出場となったスウェーデンのステンソンは、2度目の欧州ナンバーワンに輝き、「全英オープン」ではメジャー初優勝を果たすなど、華々しい活躍を見せた2016年の勢いを持続させるべく臨んだアブダビGCで、その期待に応えるゴルフを展開した。

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ノーボギーの「64」でラウンドしたステンソンは8アンダーとし、大会3勝のマルティン・カイマー、タイのキラデク・アフィバーンラト、イングランドのオリバー・フィッシャー、そしてスコットランドのマーク・ウォーレンに2打差をつける好スタートを切った。

2006年にアブダビGCのコースレコードである「62」をマークしたステンソン。この日はそこには達しなかったものの、第1ラウンドで見せた絶好調ぶりは、フィールドの他の選手たちにとっては脅威となった。10番と12番でバーディを奪ったステンソンは、13番で2打目をスピンで戻して寄せる見事なショットからバーディを奪い、早々に3アンダーとした。その後、14番ではショット・オブ・ザ・デイとなるチップインバーディ。17番で3.6メートルのバーディパットを沈め、5アンダーとしたステンソンは、2オンに成功した18番を2パットのバーディとして優位に立った。後半も、パー3の7番、最終の9番でもバーディを奪ってスコアを伸ばした。

「練習が足りなかったのが良かったんだよ」とステンソン。「睡眠不足に練習不足だね。だから気負うことなくプレーできた。このスコアには大満足さ。実際のプレーよりも少しばかり良いスコアだったかもしれないけれど、どうにか制御することができたし、いくつかアイアンショットをピンに絡めてパットを決めることができた。昨年末の『ヒーローワールドチャレンジ』のように、良い形で1年を終えることができれば、またその状態から始めるのに待ったがかかるようなことはないんだと思うよ」

過去10回の出場でトップ3入りを5回果たしているコーススペシャリストのカイマーは、8番でウェイストエリアから寄せワンでバーディを奪うなど、3連続バーディでラウンドを締めくくった。初日「66」のウォーレンは16番からの5ホールで4つのバーディを奪った。同じくバーディを量産したアフィバーンラトは16番と17番で連続バーディに加え、1番から4連続バーディでスコアを伸ばした。

3バーディ、1ボギーの「34」でハーフターンしたフィッシャーは、バックナインで波に乗り、11番、13番、15番、そして17番でバーディを奪った。6位タイの5アンダーにはスペインのラファ・カブレラベロートミー・フリートウッドティレル・ハットンのイングランド人コンビ、そしてフランスのジュリアン・クエンがつけており、17人で形成されるその1打後方の大集団には「ライダーカップ」欧州代表キャプテンのトーマス・ビヨーン、2016年チャレンジツアー年間王者のジョーダン・スミス、2014年の大会王者パブロ・ララサバル、そしてツアー23勝のリー・ウェストウッドらがつけている。

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