冷静沈着なウィレットがドバイで劇的な勝利を収める
2017年 オメガドバイデザートクラシック
期間:02/02〜02/05 場所:エミレーツGC(UAE)
ドバイにマキロイ、ステンソン、ウィレットが揃い踏み
2017年2月2日から5日にかけてエミレーツGCで開催される「オメガドバイデザートクラシック」に、世界11位にしてディフェンディングチャンピオンのダニー・ウィレットに加え、世界2位のロリー・マキロイと「全英オープン」王者のヘンリック・ステンソンが出場することが明らかになった。
3人合わせてメジャー6勝、そしてヨーロピアンツアー29勝になる珠玉のトリオは、マジリスコースを知り尽くしており、年々スケールが大きくなっている「中東のメジャー」で、それぞれが1勝以上を挙げている。
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「この大会は28年目。僕よりも年上であることが、永続的な力を持っている証しだ」とマキロイ。メジャー4勝を誇る彼は、これで11度目の大会出場となるが、これは彼自身のキャリアにおける最多出場の大会となる。
「あのコースや大会にはすばらしい思い出があるんだ。2007年に17歳のアマチュアとして出場したときに、初めてヨーロピアンツアーで予選通過を果たしたし、その2年後にプロ初勝利を飾ったのもこの大会だった」。「自分のキャリアの早い段階での重要な出来事は、これからも大事にしたい。あの初優勝は足がかりになったし、自信を得ることができてその後の成功につながったんだ」。「僕とドバイのすばらしい関係はその時から始まったんだ」。マキロイはここ7大会を通算96アンダーで回っており、2009年と2015年に大会制覇を果たしたほか、2010年は6位、2011年は10位、2012年は5位、2014年は9位、そして2016年は6位に入っている。
長い間、ドバイに居を構えていた2016年ヨーロピアンツアー年間最優秀選手であり、オリンピック銀メダリストのヘンリック・ステンソンは、大会を盛り上げる存在になるとともに、フィールドの他選手にとっては脅威となることだろう。
「何度もプレーしたことのあるゴルフコースを再訪するのは良いものだよ。家族や友人、それに応援してくれる人々の前でのプレーは、いつだって少し余分に満足感を得られるからね」と40歳のステンソン。スウェーデン人男子として初めてメジャー制覇を成し遂げたステンソンは、ロイヤルトゥルーンでの2016年「全英オープン」優勝を「ドバイに住んでいた頃の良き友」であるマイク・ガービッチさんに捧げた。
「ドバイでのプレーを本当に楽しみにしている。またドバイで勝つことができれば楽しいだろうけれど、主催者はまたしても手強いフィールドを揃えたから、簡単にはいかないだろうね。とにかく蓋を開けてみないことには分からない」とステンソン。彼はタイガー・ウッズとアーニー・エルスが出場した2007年大会を制覇している。
ステンソン同様、今年メジャー初制覇(2016年「マスターズ」)を果たしたディフェンディングチャンピオンのウィレットは、これまでスティーブン・ギャラハーしか果たしていない連覇を遂げるべく、良いムードで大会へ臨みたいところだ。
“ゴルフ・イン・ドバイ”副会長兼CEOのモハメド・ジュマ・ブアマイム氏は、「『オメガドバイデザートクラシック』は首長国におけるゴルフの発展を支える燃料として、鍵を握る役割を果たしている。また、世界最高峰の選手たちがプレーするという事実が、エキサイティングな1週間を確約してくれます」。「ロリーとヘンリックは2人とも、この大会に何度も出場した、ドバイのファンには馴染みのある選手。彼らは類い稀なる才能の持ち主であり、ゴルフの枠を越え、若きスポーツマンたちにとってのインスピレーションの源となっています」。
「また、2017年の『オメガドバイデザートクラシック』王者がダニーの足跡を辿り、『マスターズ』制覇を成し遂げることができるかどうかも見物ですね」。「長年にわたり、エミレーツGCでは“マジリスの魔法”がファンを魅了してきましたし、みなさんとともに私も2月5日の日曜の夕刻にどのような王者が誕生するのか、とても楽しみにしています」。「全ての選手の健闘を祈ると共に、彼らのドバイ滞在が最高のものとなるよう願っています」。
「オメガドバイデザートクラシック」は冠スポンサーであるオメガ、そしてエミレーツグローバルアルミニウムPJSCを筆頭に、共同スポンサーとしてCNN、ドライドックスワールド&マリタイムワールド、エミレーツNBD、ガルフニュース、JAリゾート&ホテル、メルセデスベンツ、そしてワスルの後援を受けており、首長国の活気あるゴルフシーンを世界中のゴルフファンへ発信する“ゴルフ・イン・ドバイ”のパトロンとしてドバイ免税店、ネオカサインテリア、そしてモチベート出版が支援を行っている。