王情訓が3勝目へ3打差首位 ステンソン6位に再浮上
2016年 ネッドバンクゴルフチャレンジ
期間:11/10〜11/13 場所:ゲーリー・プレーヤーCC(南アフリカ)
王情訓が3勝目に向けて「64」で単独首位
「ネッドバンクゴルフチャレンジ」は、タフなコンディションとなった3日目のラウンドをノーボギーの「64」で回ったワン・ジョンフンが3打差の単独首位に立つ展開となった。
韓国のワンは3日目を1イーグル、6バーディでラウンドして通算11アンダーとして、2位につける地元・南アフリカのルイ・ウーストハイゼンに3打差をつけた。さらに1打差の3位には、6バーディ、2ボギーの「68」で3日目をラウンドしたイングランドのアンディ・サリバンがつけている。
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初日を「68」、2日目を「73」でラウンドしたワンは、首位のアレックス・ノレンから5打差で3日目をスタート。ヨーロピアンツアー2勝、21歳のワンは、スタート2ホールで連続バーディを奪って、序盤からその差を縮め始める。4番でチップインバーディを奪うと、6番でもバーディを奪い、通算7アンダーまでスコアを伸ばした。さらに、パー5の10番でアルバトロス逃しのタップインイーグルを決めて通算9アンダーとすると、11番でも上からのバーディパットをねじ込む。そして、最終ホールで3.3メートルのバーディパットを決めて「64」、通算11アンダーの単独トップで最終日を迎えることになった。
3日目のスコアに興奮するワンは「今日の『64』は大満足ですが、それよりもボギーをたたかなかったのがうれしいですね。このコースで、しかも風が強かった中で8アンダーをたたき出しました。まだ信じられませんね」と語り、最終日に向かっては「優勝については考えたくありません。とにかく残り18ホールに集中したいですね。明日も今日と同じようにプレーできるよう頑張ります」と心持ちを確認していた。
首位と2打差でスタートし、地元の声援を浴びながらプレーした34歳のウーストハイゼンは、「今日もタフな一日だった。風は2日目よりも強かったね。ただ、僕は良いプレーができたよ。首位と1打差でいられたら、もっと落ち着いていただろうけれどね。でも、良いプレーだったよ」と70のラウンドを語った。「2連続ボギーのフィニッシュは良くなかったけれど、ショットは良い感じで打てているんだ。だから最終日が楽しみだね」。
通算5アンダーの4位タイで、ノレンとブランデン・グレースが続いた。さらに1打差で、3日目を「69」でラウンドした「レース・トゥ・ドバイ」首位のヘンリック・ステンソンがつけている。