「スペインオープン」予選ラウンドの組み合わせが決定
2015年 スペインオープン
期間:05/14〜05/17 場所:エルプラット・レアルGC(スペイン)
タイトル防衛へヒメネスは意気軒昂
ミゲル・アンヘル・ヒメネスは、今週レアル・クラブ・デ・ゴルフ・エル・プラトで開催される「スペインオープン」でのタイトル防衛を楽しみにしており、持てる力の全てを振り絞ってナショナルオープン連覇を目指すと誓った。
昨年、PGAカタルーニャリゾートで自身の持つ欧州ツアー最年長優勝記録を更新した51歳のヒメネス。前回は大会デビューから31年目、27回目の出場にして初のナショナルオープン制覇となった。
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「自国で一番の大会を制覇するのは良い心持ちのするものだよ。全てのプレーヤーが願っていることだと思うがね」とヒメネス。
「自分は勝てると思ってここへやって来るわけだ。それがプレーし続ける上でのモチベーションとなるのだよ」
「スペインオープンのタイトル防衛に臨むのは良いものだ。すばらしいことだし、私はベストのプレーを目指し、死力を尽くす覚悟でいる」
ヒメネスにとって21回目の欧州ツアー制覇が特別なものとなったのは、自身にとってのナショナルオープンだったというだけではなく、妻のスザンナさんと結婚した同じ月の出来事だったからである。
「昨年の5月3日に結婚し、その翌週にスペインオープン優勝を果たした。あれは、彼女への愛を表現する勝利だったな」とヒメネス。
ヒメネスはディフェンディングチャンピオンとして大会に臨むわけだが、2011年に同大会を制しているトーマス・エイケンも今週の大会を楽しみにしている選手の一人である。なにしろ、彼はこの大会が最後にエル・プラトで開催された際にトロフィーを掲げているのだから。
南アフリカ出身の彼は、先週のモーリシャスで4位に入って今季4回目のトップ10入りを決めており、勢いそのままに今大会を迎えることになる。
「優勝したことのある場所へ帰って来るのはいつだって良いものだよ」とエイケン。その彼の勝利はセベ・バレステロスの他界と重なりエモーショナルなものとなった。
「スペインの観客や人々はセベのキャリアを心から抱きすくめて祝福していたし、あの週はそうした感情が見られたね。彼はカリスマと情熱を兼ね備えたファンタスティックな選手だった」
「僕は自分の勝利をセベに捧げたけれど、あの週に勝利した選手だったら誰だってそうしていたと思う。セベがプロとして最後に勝利した大会ということもあり、あの時はまさにセベの大会となったし、僕がその大会で初勝利を飾れたのはとても光栄だった」