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2014年 ユーラシアカップ
期間:03/27〜03/29 グレンマリエG&CC(マレーシア)

キムとマークセンがアジアの巻き返しに貢献

第1回「ユーラシアカップ」は金曜のフォアサムで主導権を握ったアジアが、ヨーロッパとの差を4ポイントに縮めることに成功した。

一時は、初日のフォアボールで全勝したミゲル・アンヘル・ヒメネス率いるヨーロッパがその初日の再現をするかに見えたが、トンチャイ・ジェイディー率いるアジアは厳しい戦いに苦しみながらも踏ん張りを見せ、2日目のフォアサムは3対2でアジアがヨーロッパを上回ったため、土曜のシングル10試合へ向けアジアが望みを繋ぐ格好となった。

気迫の籠った抵抗を見せたアジアではあったが、それでもクアラルンプールでの最終日に向け、通算成績は7対3とヨーロッパの優位は動かない。

この日のフォアサムではプラヤド・マークセンキム・ヒョンソンのペアがトーマス・ビヨーントービヨン・オルセンのペアを破り、アニルバン・ラヒリシディクール・ラーマンのペアも最終ホールのグリーンまでもつれ込んだジュースト・ルイテンとビクトル・ドュビッソンのペアとの勝負を制した。

ゲーム中盤では形勢がホームチーム側に傾き、一時的にアジアが4試合でリードを奪い、もう1試合でもオールスクエアとしていたため、地元アジアはさらに華々しい成果を挙げられていたところだったが、ヨーロッパの主将であるヒメネスがジェイディーのペアと対戦した初戦のゲームを最終ホールで引き分けに持ち込むことに成功したのである。

グレンマリーGCで2日連続となる2イーグルを奪った50歳のヒメネスは、最終18番でピン側へ寄せる素晴らしい第2打を放ち、チームメイトであるパブロ・ララサバルのバーディをお膳立てし、ジェイディーとキラデク・アフィバーンラトのペアとの勝負をオールスクエアとして0.5ポイントを獲得した。

17番でバーディを奪ったゴンサロ・フェルナンデスカスターニョスティーブン・ギャラハーのペアも、小田孔明谷原秀人のペアとの勝負を終盤で引き分けに持ち込むことに成功した。しかし、こちらは18番でのバーディチャンスを逃した上でのオールスクエアであり、前半はヨーロッパのペアが3アップまでリードを広げる場面もあった。

ヨーロッパでこの日唯一の勝利を挙げたグレーム・マクドウェルジェイミー・ドナルドソンのペアは、2&1でガガンジート・ブラーニコラス・ファンを下し、2日連続での逆転勝ちとなった。

これで、ヒメネス率いるヨーロッパは10試合が行われる土曜のシングルで3.5ポイントを獲得すれば勝利が確定する。

出だしのホールを落としたビヨーンとオルセンは、3番でバーディを奪って速やかに勝負を振り出しに戻すも、続く2ホールを相手に奪われ、8番でも相手がバーディを奪ったため、この時点で3ダウンと劣勢に立たされた。

パー3の12番ではチームメイトの放った素晴らしいティショットをキムがバーディへ結びつけ、アジアのペアがリードを4アップまで広げた。ヨーロッパのペアは続く13番でその差を縮めるも、14番をパーとしたアジアのペアが再度4アップとして15番で決着を着けたことにより、アジアがこの大会での初勝利ポイントを獲得した。

「今日は初めの勝者となれて良かったです」とマークセン。「これでチームの他の面々も明日の戦いで気概を見せてくれるでしょう」。

キムはそれに加え、「今日は勝てたので良い気分です。楽しかったですし、プラヤドと一緒に勝てて良かったです」と語った。

「今日は良い雰囲気でした。(ここはもう勝負が決して)我々が勝ったわけですから、これから他のチームメイトに声援を送りに行きたいと思います。味方からの声援があれば、ちょっとでも自信を深められると思いますので、これからチームメイトを応援しに行きますよ」。

「本当の戦いはこれからですよ。勝つと良い気分になりますし、明日は重要な試合が待っていますので、願わくは我々のチームが上手くやれたら良いですね」。

第1試合ではララサバルが17番でのバーディパットを惜しくも外してしまったため、引き分けに追いつくチャンスを逸してしまったが、次の18番ではヒメネスの決定的な力添えもあって、ララサバルは同じ過ちを繰り返すことなく1.5メートルのバーディパットを決めて見せた。

これにより、両ペアがレベルの高いパフォーマンスを繰り広げた第1試合は引き分けという妥当な結果に終わった。中でもヒメネスは3番でバンカーショットを直接決め、11番では9メートルのイーグルパットを沈めるなど、大いに気を吐いたが、アフィバーンラトが近い距離のイーグルパットを決めたため、そのホールを引き分けとするに留まった。

「0.5ポイントを分け合った良い戦いだったね」とララサバル。「この2日間は、多分一番厳しい相手のタイのコンビとの対戦だった」。

「トンチャイは素晴らしい選手だし、あのデカい奴は凄いビッグスターだから、彼らを相手に1.5ポイント獲れたのは我々にとって素晴らしいことだよ」。

第3試合も、ギャラハーが18番で4メートルのウィニングパットを決め損なったことによりオールスクエアとなった。

ギャラハーとフェルナンデスカスターニョは10番を終えた時点で3アップとするも、その後の5ホール中4ホールを相手に獲られ(内3つは相手のバーディによるもの)、残り2ホールで1ダウンとなったのだが、17番でフェルナンデスカスターニョがバーディを呼び込む鮮烈なティショットを放ち、引き分けとすることに成功した。

木曜は7番を終えて3ダウンだったマクドウェルとドナルドソンのペアは、、今日も8番を終えて2ダウンと連日の劣勢にあったが、それ以降、相手ペアが何ホールかで犯したミスに乗ずる形でポイントを取り戻して行った。

9番、13番、15番、そして16番を全てパーで勝ち取ったヨーロッパのペアは、17番でもマクドウェルの素晴らしいバンカーショットからパーをセーブすることによりこのホールを奪い、勝利を決めた。

「中盤では良いゴルフがプレーできたね。それに相手が失速した事もあって、幾つかのホールはプレゼントされたようなものさ」とドナルドソン。

「全体を通してとてもソリッドなプレーができ、あと幾つかパットが入っていればさらに差を広げられたのだけど、結果には満足しているよ」。

ルイテンとドュビッソンは残り7ホールで1アップとしていたが、12番と13番を奪われると、パー5の16番ではミスがあり、パーで相手にこのホールを奪われる失態を見せた。

それでも17番を奪ったヨーロッパのペアは最終ホールに望みを繋いだが、バーディを奪い損ね、ラヒリが落ち着いて2メートルのパーパットを沈めて勝利を決めた。

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