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2014年 ユーラシアカップ
期間:03/27〜03/29 グレンマリエG&CC(マレーシア)

「侵略行為」の非難に、欧州&アジアンツアーが共同声明

今週「ユーラシアカップ」を共催しているヨーロピアンツアーとアジアンツアーは27日、両トップの連名で共同声明を発表した。2006年から同様の競技形式で開催されている欧州とアジアの対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」側から、ユーラシアカップの開催を「侵略行為」と非難されたことへの反論。声明では、相手の非難を「非常に残念な発言」とし、改めてユーラシアカップを開催した狙いと効果を説明している。

発端となった非難は、ザ・ロイヤルトロフィの共同実行責任者を務める故セベ・バレステロス氏の甥、イバン・バレステロス氏が、「今日はゴルフにとって非常に悲しい日だ」などと、ユーラシアカップ大会初日の27日に通信社の取材に答えたもの。「私たちにとってユーラシアカップの開幕は、ヨーロピアンツアーとアジアンツアーによる侵略行為である」と、同じアジア地域で同じコンセプトの大会をスタートしたことを非難した。

これに対し、ヨーロピアンツアーの最高責任者ジョージ・オグレイディー氏とアジアンツアーのチラ・ハン会長は共同声明の中で、ザ・ロイヤルトロフィが出場選手の資格規定と大会のマネジメント戦略の相違から両ツアーの認可しない大会になっていたことなどを指摘。世界のトップ選手が出場する新たなユーラシアカップの開催によって、狙い通りにアジア地域のゴルフへの投機や関心アップを図ることができたと大会開催の意義などを強調した。

ユーラシアカップの構想段階から、両者は角を突き合わせており、そもそもセベ氏の肝煎りで大会が発足したザ・ロイヤルトロフィ側は、亡くなる1年前にセベ氏がチラ・ハン氏に宛てて書いたとされる手紙などを持ち出すなど、アジア地域での既得権を主張してきた。セベ氏が自筆したとされる手紙は、アジアンツアーがユーラシアカップに関与しないよう懇願する内容で、文面には「大会をコピーするなんて、ゴルフの特長ともいうべき道徳と公平性の水準に合わないやり方だ」とも書かれているという。

両ツアーが今回発した声明によると、セベ氏の遺した諸権利を保持している「セベ・バレステロス財団」は、相続人でもある3人の子、ハビエル、ミゲル、カルメン氏によって運営されており、ユーラシアカップにも公式チャリティ組織として参加し、大会をサポートしている。

一方のザ・ロイヤルトロフィは昨年12月にも中国・広州で開催され、日本からは石川遼藤田寛之が出場。その時点では、日本ゴルフツアー機構(JGTO)がツアーとして唯一認可している団体だった。

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