R.スターンが首位タイ発進 22歳のルーキーが並走
2013年 ヨハネスブルグオープン
期間:02/07〜02/10 場所:ロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンGC(南アフリカ)
スターンとキーファーが大会初日を彩る
ドイツのマキシミリアン・キーファーと南アフリカのリチャード・スターンは初日を8アンダー「63」の成績で、ロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンの西コースのラウンドを終了。欧州ツアー「ヨハネスブルグオープン」首位の座を分け合っている。
この大会で優勝経験のあるスターンは、先週のドバイでも初日「62」で好スタートの後、ステファン・ギャラハーに次ぐ2位。今大会初日も、9番でのチップインイーグルを含め6バーディの成績を収めた。
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キーファーもボギーなしの8バーディ。明日以降は、より難易度の高い東コースでの3ラウンドが待っているが、31歳のスターンは恐れを抱いていない。ヨーロピアンツアーで5度の優勝経験のあるスターンは、2008年に優勝を経験したこのコースを振り返り「あの年は東コースでの3ラウンドは良かった。今回も同じようにプレーできれば、日曜日にはチャンスがあるだろうね」と語った。
2008年のスターンは、ここでの勝利を皮切りに、その冬のヨーロピアンツアーとサンシャインツアー共催試合で3連勝。しかし、2010年、2011年は背中の怪我に見舞われた。「良い感触を得る日があり、全てが上手く回り始める。」「ゴルフは不思議だ。ここぞという時に、正しいショットを打てるようになる」と付け加えた。「今日は17回、グリーンをとらえることができた。全く問題無かったよ。」
チャレンジツアー卒業生のキーファーは素晴らしいルーキーイヤーを続けている。すでに、ダーバンで4位、ドバイで17位の成績を収めている。「チャレンジツアーを経験した選手は、ここで十分にプレーできると言われる。だけど、それを証明したい」。
「新しい世界だし、何が起こるか予想できない。今のところうまく行っていて嬉しいよ」「このラウンドはとても良かった。ここ数週間はいい状態でプレーできているし、コースでは常にポジティブに考えている。幸い今日もまた、良いラウンドだった」
彼とスターンは、もう一人の新人、ノルウェー出身のエスペン・コフスタットに8アンダーで一時的に並ばれたが、25歳のコフスタットは最終ホールでトリプルボギーを叩き、5アンダーで終えた。
南アフリカのブライス・イーストンはホールインワンを奪い、東コース最高の「65」の成績で、7アンダーの3位タイ。「いつものように、ホールでプレーしているときはそんなことは考えない。だけど、実際にボールが入った時は、本当にボールが消えてなくなった事を認識するまでに、数秒かかったよ」。
昨年優勝のブランデン・グレースと優勝2度のチャール・シュワルツェルは、初日、東コースからスタート。元マスターズ覇者のシュワルツェルは4アンダーの「68」、グレースは何とかイーブンパーの「72」だった。