今週はカリフォルニア州で行われるチャンピオンズツアー「東芝クラシック」ですが、2007年のチャンピオン、そして昨年2位のジェイ・ハースは欠場となりました。理由は、ハースの娘さんが所属する高校のバスケットボールチームが州大会の決勝戦に出るためその応援に行くということです。

今週ディフェンディング・チャンピオンとして出場するベルンハルト・ランガーは、今シーズン素晴らしいスタートを切り、現在チャールズ・シュワブ・カップレースでもトップ。ランガーは毎試合で優勝を目標とし、自分が優勝するんだと強く信じている選手です。今週も間違いなく、優勝争いに絡んでくるでしょう。

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一方、トム・ワトソンはこの大会には久しぶりに出場します。股関節の手術から回復し、生まれ変わったといってもいいでしょう。昔から負けず嫌いのワトソンですが、体調が整っただけに、また闘争心むき出しのプレーを見せてくれると思います。

さて、このコースは選手の間でも人気がありますが、どんな選手が有利なのか分析してみると、やはりショットが曲がらずフェアウェイキープできる選手といえます。ここのグリーンはアンジュレーションがきつく難しいので、フェアウェイから打てないとピンには寄りません。飛距離が出ればそれはプラスですが、それよりもフェアウェイキープが鍵となります。ランガーにぴったりのコースのようです。ランガーはどんなコースでも良いプレーができますが、特にここは相性が良いかもしれません。