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J.ニクラス復帰戦、飯合肇デビュー戦の「東芝シニアクラシック」
今週開催の米国チャンピオンズツアー「東芝シニアクラシック」を復帰戦に選んだジャック・ニクラス。ここ数年患っている背中と腰の痛みは大丈夫なのだろうか?ニクラスによれば、調子の良い日と悪い日がまちまちだという。しかし2週間後に控えた「マスターズ」を考え、この参戦を決めたという。今年64歳、最後の優勝から8年の歳月が過ぎている。
ジャック・ニクラス
「オーガスタでプレーしたいと思って、ここに出ることを決めたんだ。昨年みたいに、参戦しても初日に85を叩くような惨めなことはしたくない。参戦することに意義があるという性分ではないから。出るのなら、ちゃんとしたプレーをしたいんだ。この数週間は休養していたんだけれど、マスターズを考えるとトーナメントでのプレー感覚を取り戻さなければならないから、この東芝シニアクラシックに真剣に参戦しているんだよ」
開催コースのニューポートビーチCCは全長約6600ヤードと今季チャンピオンズツアー開催コースの中では最も短い。しかし早いことで知られるポアナ芝と深いラフがコースの難易度を上げている。
ロジャー・デービス(2003年優勝)
「短いかもしれないが、ここは罠が多いからレイアップを選ばなければならない場面が多いんだ。それにグリーンが比較的小さい」
ヘイル・アーウィン(1998年、2002年優勝)
「最初にコースを見たときは、アグレッシブに迫られるコースだと思っていたんだ。でも違ったね。しっかり考えて狙っていかないと、危険がいっぱいなんだよ」
ジャック・ニクラス復帰戦で沸く「東芝シニアクラシック」だが、日本にとっては飯合肇が米国チャンピオンズツアーのデビュー戦を果たす記念すべき大会でもある。
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