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2006年度米国チャンピオンズツアーレビュー 再び海外ツアーに挑むオールドルーキーたち

PGAツアーを沸かせたシニアプレーヤーが競うチャンピオンズツアー。賞金王の行方もさることながら、今季開幕前に最も話題を集めたのは、やはり2005年度のファイナルQTをトップ通過した倉本昌弘、そして3位通過した尾崎直道のフル参戦だろう。

自身の開幕戦となる「タートルベイ選手権」で23位タイに入るスタートを切った倉本は、第7戦の「プエルトバヤルタゴルフクラシック」では今季初のトップ10入りとなる8位タイフィニッシュ。「ウォルマート ザファーストティーオープン at ペブルビーチ」では優勝争いを演じ、今季最高となる4位タイに入った。全33試合中26試合に出場した倉本は、年間を通して安定した成績を残し、最終的な賞金ランキングは37位。本人は未勝利を悔いているかもしれないが、日本人最高の成績を収めたまずまずのルーキーイヤーといえるだろう。

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尾崎直道は全15試合に出場。7月開催の「グレーターカンサスシティゴルフクラシック」で3位タイに入るなど一定の活躍を見せる。しかし、倉本と同様、常に優勝争いを演じるまでには届かず、最終的に賞金ランク45位でシーズンを終えた。前年度を賞金ランキング50位で終え、条件付きの出場資格により参戦していた飯合肇は、今季も同様の50位。以上の3人は、31位から50位までに与えられる条件付きの来季出場権を獲得し、来シーズンに臨むことになる。

マネーレースは、4勝ずつを挙げたジェイ・ハースローレン・ロバーツが終盤まで一歩も譲らず競い合う展開に。最終戦「チャールズシュワッブカップ選手権」でロバーツは4位タイと奮闘を見せるが、ハースも6位タイと上位でフィニッシュし、結局ハースが約5万5000ドルの僅差で賞金王に輝いた。来季、マネーランキング上位に“JPN”の国名が踊ることを期待したい。

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