ゴルフ界でもっとも面白い男 ヒメネス“なりきり”ガイド
2022年 コロガードクラシック
期間:02/25〜02/27 場所:オムニツーソンナショナル(アリゾナ州)
自身初の1大会2度のエース 58歳ヒメネスが完全優勝
◇米国シニア◇コロガードクラシック 最終日(27日)◇オムニツーソンナショナル(アリゾナ州)◇7123yd(パー72)
ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が自身初となる1大会2度のホールインワンを達成し、初日から首位を守る完全優勝で今季2勝目、米国シニアツアー通算12勝目を挙げた。
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ヒメネスは初日の7番(208yd/パー3)で6Iを振り抜いてエースを決めるなど「66」をマークして首位タイで発進。2日目も「67」と2日連続で60台を並べてその座を守った。
2位に2打差でスタートした最終日、2番(パー5)でイーグルを奪った勢いそのままに、14番(178yd/パー3)で初日と同じ6Iを使って今大会2度目のホールインワンを達成。その後の4ホールをすべてパーでまとめ、トータル18アンダー。2位に4打差をつける完勝だった。
優勝後の会見でヒメネスは、「過去にトーナメントで13回ホールインワンを取っているけど、同じトーナメントで2つはなかった」と語った。
今季開幕戦「三菱電機選手権」を制しており、出場3試合で2勝を挙げて賞金ランキング首位を走る。好調の要因は「アイアンだね。ティイングエリアからグリーンまでが鍵になっていると思う。パターもうまくいくようになった」と説明した。
赤ワインと葉巻をこよなく愛し、パイロット型サングラス姿で知られる58歳。前週の「チャブクラシック」で64歳にしてツアー43勝目を挙げたベルンハルト・ランガー(ドイツ)について「この記録を破るのは難しい。今のところ12勝だけど、これからも(記録更新に向けて)取り組んでいく」と意欲をのぞかせていた。