石川遼が目指すゴルフのエベレスト「まだ登り始めてもいない」
石川遼のプロ宣言 史上最年少プロが誕生!
自分が頑張ることで、結果的に盛り上がってるって言うことになれば、それはすごく嬉しい
ーー具体的に、何か成績とかそういうものでございますか。
はっきり言ってしまうとほとんどないですね。
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ーー先ほどの話もあったんですが、高校生プロということになるんですが、勉強との両立についてはいかがですか。
そうですね、自分にとって杉並学院っていう学校は、ただ自分が勉強をしに行くというそれだけではなくて。やっぱり自分はすごくクラスメイトが好きで、1つのそういうクラスメイトと話したりするのが、すごく楽しみということもあるので。その分、プロゴルファーになってツアーに本格的に参戦するということになると、なかなか学校に行く機会も減ってしまうと思うんですけど。その中でも、勉強というものを絶対に自分の頭の中から外さないで、少し時間があれば勉強したいと今は考えてるんですけど。今考えてることが、少しそういうハードなスケジュールになった時に、勉強今日はちょっと疲れてるからしたくないなっていう時もあると思うし。そういう時にどれだけ自分の気持ちを強く持てるか。今日ここでプロ宣言して、自分で覚悟は出来たって口に出して言ったことをずっと忘れないで。学校に行かないからその日は勉強しないっていうのは、そういう風にはしたくないので。本当に、自分ができることは一生懸命やるということですね。
ーー今、男子ゴルフツアーが少し低迷ということが言われてるんですが、遼君自身はどういう風に今後を盛り上げていきたいと考えてますか。
自分が頑張ることで、それが結果的に盛り上がってるっていうことになれば、それがすごく、そうなると自分もすごく嬉しいし。周りの方も、一人でもそうやって喜んでくれる方がいればいいと思うので。盛り上げようっていう気持ちで頑張るのではなくて、自分が一生懸命やった結果、その結果盛り上がってくれれば、それはすごく最高なことだと思います。
ーーカメラの向こうに、たくさんのファンが今見てると思うんですけれども、ファンの方にプロゴルファーとしてメッセージをお願いします。
そうですね、自分としては、今まで通りゴルフは頑張っていきたいし。自分が頑張れるその理由の中に、自分ではなかなか肌で直接感じることはできないけど、本当に応援してくれてる方はすごく多いと思うし。ゴルフ場に直接来れなくても、テレビで応援してくれてる方とか本当にいらっしゃるので。そういう方たちに、自分が一生懸命やってますっていうことを、ゴルフのプレーであのお見せしたいので。本当に、自分がまず努力すること。ゴルフに一生懸命取り組んで、勉強に一生懸命取り組んで。それを絶対に忘れないで、ずっと取り組んでいけば、それをわかってくれる人はたくさんいると思うので。自分が努力する事っていうの忘れないでやっていきたいと思います。
ーープロとして、今課題というのは何かありますでしょうか。
自分は、プロゴルファーの中で一番今下手くそだと本当に思ってますので。課題というものは山ほどあるし、全てが全て自分には足りないと思っているので。その中で、しっかり今やるべき事っていうのを明確にして、取り組んでいきたいと思うので。まずは、やっぱりドライバーの飛距離を、もうこれ以上飛ばないというところまで飛ばせるスイングにしたいと思います。