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石川遼Vを倉本会長が絶賛「何かを持っている選手」

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権 最終日(7日)◇いぶすきゴルフクラブ 開聞コース(鹿児島県)◇7212yd(パー70/71)

開幕前の九州南部は記録的な大雨となり、プロアマ戦は中止、練習ラウンドもできない状態だった。豪雨の影響が心配される中で、開催には批判的な声もあった。

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優勝した石川遼も消極的な思いを吐露していた。「大変な1週間だったと思う。いろんな意見があった。直前まで必死に気持ちを切り替えようと思っていました」。

指宿市の天候は2日目から落ち着き、晴天となった最終日は4282人のギャラリーが駆けつけた。「たくさんの方に見に来ていただいてほっとした」。鹿児島でのツアー開催は15年ぶり。ティショットを間近で見たギャラリーから「すっげー音だな」などの声を聞き、石川は「(プロのプレーを)新鮮に思ってくれている感じがした。レギュラーツアーを長くやっていなかったことを実感した」という。

開催が決まったときには「絶対に盛り上げなきゃいけないと感じた。モチベーションがマッチした」と結果を残した。

大会主催者の日本プロゴルフ協会(PGA)倉本昌弘会長は「ほんとに良かったです」と安どの表情を浮かべた。「色んな決断があった。せっかくみんなが何年もかけて舞台を整えている中、(開催の)決断をどこかでしなきゃいけない」と振り返る。

最終日は36ホールとなったが、一番の懸念はボランティアとキャディだった。炎天下での体力面などを考慮し「ハウスキャディやボランティアを起用していた選手には申し訳ないけども『1ラウンドずつで代えさせてほしい』」と伝えたという。キャディの人数を確保するために協賛会社の社員にも協力を仰いだ。

優勝した石川について話が及ぶと、「ほんとにいいもの持っていますよね、彼は。ほんとに青木(功)さんや、中嶋(常幸)さんや、ジャンボ(尾崎)さんや、片山(晋呉)君みたいなね。何かを持っている選手ですよ」と目尻を下げた。(鹿児島県指宿市/柴田雄平)

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