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日本学生ゴルフ選手権競技&日本女子学生ゴルフ選手権競技

貫禄の7打差! 宮里優作が大会3連覇

日本ゴルフ協会が主催する「日本学生ゴルフ選手権競技」の第56回大会が、8月27日(火)から30日(金)までの4日間、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで開催された。今大会は、これまで2年連続でタイトルを奪取している宮里優作(東北福祉大)の3連覇なるかに注目が集まった。そして宮里は、2位に7打差をつける余裕の勝利で、1977年に倉本昌弘(日本大学)が達成した4連覇に次ぐ記録を打ち立てた。

4日間で行われた今大会だが、初日は打倒宮里に燃える甲斐慎太郎(日本体育大学)と、昨年の全米アマチュア選手権でベスト8に入り、今年の全米オープンにも出場した清田太一郎(日本体育大学)が1アンダーで首位に立った。

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優勝候補の宮里は2オーバー5位のスタートになったが、2日目に68の4アンダーをマークし首位に踊り出た。さらに3日目、3ストローク伸ばした宮里が2位に6打差をつけて最終日を迎えた。終始危なげないゴルフを展開した宮里は、通算6アンダーで2位の甲斐に7打差をつけての圧勝だった。

「今年は一度もタイトルを取っていなかったので、正直なところホッとしています」アマチュア界の最高峰、「日本アマチュア選手権」では、準決勝で敗退した宮里は、この大会の連覇に照準を合わせていた。今後10月にはアジア競技大会(韓国・釜山)に日本代表として出場する。この大会では4連覇を狙っている。

女子も連覇達成! 古屋京子が史上4人目の2年連続優勝

同じく三好カントリー倶楽部で開催された女子の大会は、今年で39回大会を迎えた。女子の大会では、1979年に小田美岐(同志社大)が達成して以来の連覇を狙った古屋京子(福岡大)が、史上4人目の達成を成し遂げた。

初日2オーバーで単独首位に立った古屋は、2日目も1オーバーの73で踏ん張り通算3オーバー。2位の恒川智会(同志社大学)に3打差をつけて連覇に王手をかけた。

しかし最終日は、9番ホールを終えて恒川に逆転されてしまった。首位に立った恒川は16番パー3で痛恨のダブルボギーを叩き古屋はバーディ。再び首位に立った古屋が通算6オーバー、恒川に2打差をつけて連覇を達成した。

「16番のバーディで勝利を確信しました」という古屋。この日、21歳のバースデーを自ら祝福する形になった。

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