2026年 日本女子オープンゴルフ選手権

「前半にいいのがギュッと詰まった」河本結 国内メジャー年間2冠へ7位発進

2026年 日本女子オープンゴルフ選手権 初日 河本結
国内メジャー年間2冠へ7位発進の河本結

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 初日(1日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇晴れ(観衆5944人)

1番は90ydの2打目を52度のウェッジで2mへ、実測163ydの2番(パー3)は6番アイアンでピン奥7mに乗せて、いいパットを決めた。河本結は2連続バーディから、4番(パー5)も75ydの3打目を4mにつけ、序盤4ホールで3アンダーとした。実測176ydの8番(パー3)は強いアゲンストの中、4番ユーティリティで奥5mへ。前半を4アンダーで折り返した。

首位発進も視界に入れて迎えた後半に停滞する。11番、17番(パー5)はラフからのフライヤーを計算しきれずボギーにして、終わってみれば2アンダー「68」だった。

「前半はビットウィーン(残り距離が2つの番手の真ん中の状況)が少なかった。後半は風が強くて舞っていて、ちょっとしたミスがボギーにつながって…。前半にいいのがギュッと詰まっちゃった感じ」と仕方なさそうに言う。

2026年 日本女子オープンゴルフ選手権 初日 河本結
いいフェードの習得というスタンスにブレはない

5月「サロンパスカップ」を制し、2024年の「日本女子プロ選手権」「日本女子オープン」を制した竹田麗央以来のシーズン国内メジャー2冠がかかる立場だが、「2冠? そうなんだ…。私は(予選2日間を全英覇者の)桑木志帆ちゃんと一緒でうれしいって気持ちしかなくて…」と首を傾げる。ナショナルオープンというタイトルへの思いは「プロだけじゃなく、ゴルフをしている人全員が狙う大会。だからもちろん勝ちたい」と表現するが、そこに切実感はない。

特定の大会にターゲットを絞らない。かねて公言する年間女王という“日本一”を実現したい。それは年間ポイントランキング現在6位で1位の桑木に約1300pt差つけられた今年というより、頭の中では「来季」を描く。

現在はそのためのプロセスだ。「結果は出したいけど、その思いが強いと癖が出る」。気持ちが入るほど、持ち球のフェードがこすり気味になって、スライスに。昨季開幕時から追い求める安定した、強いフェードを打つ作業はまだ「30~40%」。理想を言えばフェードを極めた上で、状況に応じたドローも打ちたい。

ツアー史上初めて“パー3が6ホール”という宝塚GC旧コースを「個性的でおもしろい」と目を輝かせた。「天気予報がいいから週末に向けて、小さいグリーンが硬く、速くなっていくと思うから、予選2日間で少しでも伸ばしていきたい戦略ですが」。やりがいのあるフィールドで、思うようなスイング、ショットを増やしたい。国内メジャー年間2冠の勲章はそれが実現した先にある。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)

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