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3打差4位の宮里優作 “心の青いレンズ”で逆転なるか

宮里優作が地元・沖縄でツアー初勝利への望みをつないだ。那覇ゴルフ倶楽部で開催中の国内メジャー「日本オープンゴルフ選手権競技」は3日目を終えて通算3オーバーの平塚哲二が単独首位。最終日を前に、宮里は3打差の通算6オーバー、単独4位につけた。

予選2日間を5オーバーの3位タイで通過して迎えた決勝ラウンド。序盤のパー5、2番でボギーを叩き「流れを悪くした」としたが、地元の大声援を浴びた宮里はしぶとくプレーを続けた。5番で2つ目のボギーを叩いた直後の6番でバーディを奪取。後半には15番のボギーの後に、残り127ヤードの第2打をピン奥2メートルにつけた16番で再びバーディを奪い返す。「いやあ、苦しかった」とはホールアウト後の第一声。それでも、表情は充実感にあふれていた。

「(ショットの)イメージを消されてしまう」という、幼い頃から慣れ親しんだ海風との戦い。だが、優作は一風変わったルーティンでコースと向き合っている。オフに宮里藍と自主トレをともにすると、妹が師事するメンタルコーチ、ピア・ニールソンとリン・マリオットの指導を受けた。

ショットを放つ際、周囲の環境に惑わされぬよう、風のイメージを自分の好みの色で彩る。「全体を青いイメージで。僕は沖縄の海の色が落ち着く。ゴルフは静寂の中から物事は始まるので」と、まるでカラーレンズを通して風に色付けすることで、平常心を保っている。「明日のウエアは青がいいかな。ずっと見えますもんね」と笑った。

リーダーズボードの上位には経験豊富なプレーヤーが名を連ねた。だが「やることは一緒」と表情を引き締める。「僕が4アンダー、5アンダーと伸びることはない。とにかく自分のゴルフをして、たくさん応援が来てくれれば。その応援と相乗効果でいければ」。見渡す景色は故郷の色。慣れ親しんだ海風、そしてコースに響く指笛に背中を押されながら、最終ラウンドをティオフする。(沖縄県八重瀬町/桂川洋一)

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