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14歳のグァン 2位に5打差をつけて単独首位をキープ/アジアパシフィックアマチュア選手権2日目

優勝者に2013年度の海外メジャー「マスターズ」の出場権が付与される「アジアパシフィックアマチュア選手権」2日目。6アンダーの単独首位から出たグァン・ティンラン(中国)が9バーディ、1ボギーの「64」をマークして、2位のオリバー・ゴス(オーストラリア)、プリン・スリソマイ(タイ)に5打差をつけた。

14歳の天才少年はこの日も淡々とスコアを伸ばした。「出だしの2ホールをバーディが取れたのが嬉しかった」とスタートホールの10番から2連続バーディで滑り出すと、その後も快調にバーディを重ねた。初日と同じく最終ホールをボギーフィニッシュとしたものの、首位の座は揺るがない。3連覇を狙う松山英樹には10打差をつけた。

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ドライバーの飛距離は250ヤードほど。157ヤードのパー3、ティショットで握ったのは、ほぼ無風のこの日で5番アイアン。ややアゲンストの風に向かって打ち出した初日は3番ウッドだった。だが、その差を埋めているのが、太グリップの中尺パターで攻めるグリーン上でのプレー。面白いようにボールをカップに沈めていった。

いよいよ現実味を帯びてきた史上最年少でのマスターズ出場。それでも「ここにいるみんなが勝って、来年オーガスタに行きたいはず。そうなれば驚きだけれど、まだ僕にはよく分からない。まだ目標は自分のプレーに対することだけです」と言う。決勝ラウンドも「トップに立てていることは自分にとっても、中国のゴルフにとってもとても喜ばしいことです」と謙虚な姿勢で迎えるつもりだ。

なお、日本勢は通算4アンダーの松山のほか、堀川未来夢が通算1アンダーの16位タイ、佐藤大平が通算2オーバーの26位タイ。小西健太加藤龍太郎が通算4オーバーの33位タイとなり、出場5選手全員が決勝ラウンドに進んだ。

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