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頑張る永久シード組、同年代へのライバル心が燃える

国内男子ツアーで永久シードの資格を持つのはわずかに7名。今週開催の「つるやオープン」にはそのうちの6名が出場している。05年の「中日クラウンズ」に、その時点では永久シード資格を持っていなかった片山晋呉を除く6名全員が出場しているが、その時以来の豪華なフィールドだ。

現役バリバリの片山と、スコアよりも18ホール回りきることに闘志を燃やす杉原輝雄を別にした、青木功尾崎将司尾崎直道倉本昌弘の4人の中での最上位は、1アンダーの尾崎将司。残り2ホールまでは3アンダーで5位タイという驚異のスコアをマークしていたが、8番で「フェアウェイの真ん中から、80ヤード上りでアゲ(向かい風)を意識して、SWで行けばいいのを、PSで合わせにいってピンの左の深いラフに入れてしまった。この手の細かいフィーリングが無いんだ!」と、自分の右手をぴしゃり。それでも「よー、頑張ったと思う」と充実感を漂わせた。

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同じく上がり2ホールで連続ボギーを叩いてしまった青木だが、通算1オーバーで予選通過圏内をキープしている。「日本で1,2のドラコン連中(小田孔明宮本勝昌)と一緒に回って、力が入った」というが、「最後のボギーボギーは痛いけど、それ以外は悪くない」と、こちらも手応えを感じている。

一方、予選ラウンドを石川遼と回ることになった尾崎直道は、他の3人に比べると苦しいゴルフ。1バーディ5ボギーと出遅れたが、「遼君からは無いけど、ジャンボとか青木さんとか、同世代からは刺激があるなぁ」と闘争心に火をつけられた様子で、明日の巻き返しが大いに期待出来そうだ。

現在、JGTOによるシード権見直し協議に絡んで、永久シードの地位も取沙汰されている。永久シードといえども出場出来ない試合が出てくるかも知れない状況にプライドが傷つけられたか、シニアパワーが熱く燃えている。(編集部:今岡涼太)

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2009年 つるやオープンゴルフトーナメント



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